かつて驚異のスピードで相手選手を翻弄させた元日本代表「宮市 亮」。そんな彼が横浜Fマリノス加入が浮上している。弱冠18歳でイングランド「アーセナル」でのプレイを夢見た中、オランダでの修行を余儀なくされ、いつしかドイツへ向かっていた。
この10年間で宮市と常にサポートし続けたエージェント(代理人)は何者なのか?
今回は宮市がFCトゥエンテから復帰したあたりから現在までのエージェントについて触れていきながら、横浜FMでの可能性を探っていく。
ドイツでのエージェント事情
現在、宮市はドイツ「100AND10 SPORTMANAGEMENT GMBH」という事務所のクライアントである。
長年ドイツでプレイし
最近になって日本復帰が噂になっている「宮市 亮」事務所はドイツ系「100AND10 SPORTMANAGEMENT GMBH」https://t.co/nk6BV9F6cv
もう名前の時点で
テンション上がるねww#GER #fcsp #football #Bundesliga pic.twitter.com/CDryjAP4Tt— jun jun@im not agent (@junjunjun351) May 31, 2021
HPを確認してみるとエージェント業だけでなく、コンサルタント、M&A等も手掛けてるそうだ。
宮市との繋がりは16/17シーズン頃だということ。インスタグラムのコメントによると以下の仲介に行った。
シーズン16/17契約延長。シーズン18/19契約延長。
この投稿をInstagramで見る
ピーター ウタカも在籍していた事務所
2014年に宮市は「World in Motion」と契約を果たす。
弊社にはイギリス、東ヨーロッパ、西ヨーロッパ、そして中央アメリカの4つのエリアに別れてエージェントが各地活動している。
トップレベルの選手が数多く在籍しており、例えばウルブスのイングランド代表「ConorCoady」やドイツ「フランクフルト」でプレイしている「MartinHinteregger」等といった面々が揃っている。
Done deal: @WorldinMotion_ client Ryo Miyaichi signs contract extension at @Arsenal pic.twitter.com/bB0205Xojs
— James Lippett (@JamLipp78) September 1, 2014
過去にはFC東京、サンフレッチェ広島等でプレイした現京都サンガ「ピーター ウタカ(PETER UTAKA)」もクライアントの一人だった。日本では「ジャパン スポーツ マーケティング」の「(21-030)小林 博」が仲介を実施と言われている(クラブ仲介)。いずれにせよ両者はパートナー関係であるのは間違いない。
http://www.jfa.jp/documents/pdf/basic/intermediary/transaction_2016.pdf
担当することとなったのはFA(イングランド)とDFB(ドイツ)の仲介人リストに登録している「ジェイムス リペット(James Lippett)」。ジェイムスはサッカー本場であるプレミアリーグ(1部)からリーグ1(4部)にクライアントを持っている。
少し彼の経歴に触れると元々は「New Era Global Sports」という事務所から移動してきており、クライアントをドイツ「ブンデスリーガ」に移籍させた実績が評価されている。のちに宮市も彼のコネクションが大きくキャリアを影響受けることになる。
Deal done: Ryo Miyaichi moves from @Arsenal to @stpauli on a 3 yr deal #WiM pic.twitter.com/71QFIgJif6
— James Lippett (@JamLipp78) June 18, 2015
2015年7月にドイツ2部「FCザンクトパウリ(FC St. Pauli)」へ完全移籍で加入する。契約期間は3年。先ほど紹介した100and10が仲介した実績が16/17シーズンに契約延長しているので入団した翌年に関係を解消していることとなる。
このシーズンは十字靱帯断裂で殆ど試合に出場することが叶わず、その間に宮市と上手くいかなくなったと考えられる。移籍を模索していたのか?サポートが以前の話と食い違いがあったとか様々。
横浜FMへ手引きしたエージェントは誰?
10年前はスピードがトップレベルでアーセナル時代でも相手DFを翻弄させていたが現在はどうなのか?度重なる怪我と年齢により全盛期よりスピードは落ちていると予想している。
宮市の周りにJFAエージェントが関わっているのか?
海外でプレイしている日本代表の何人かはJFAエージェントのクライアントになっているケースが多い。例えばドイツ「ユニオン ベルリン」の遠藤 渓太や最近までセルビア「レッドスター」に在籍していた浅野 拓磨等が該当する。彼らはJFAエージェントのクライアントとして身を置きながら、パートナーであるDFBエージェントの協力して移籍を実現させている。
この投稿をInstagramで見る
では宮市はどうなのか?現時点ではJFAエージェント側からクライアントに関する情報が発表されていないので不透明。実弟である「宮市 剛」が大手「UDN SPORTS」に所属しているので、兄弟で連絡を取り合って、エージェントである「(21-134)段家 卓也」が横浜FM側に取り合ったのだろうか?。
各日本メディアは交渉は大筋合意しており、間もなく発表されるとのことなので答えは、もうじき明らかになるだろう。
~~終わり~~
コメント