クラブとエージェントとの関係性(PSG/2020夏編)

クラブとエージェントとの関係性

10年前
カタール資本が介入したことで一気に欧州頂点直前までにたどり着いた「PSG」。
スーパースターがいる傍ら、エージェントについて調べてみると日本報道では決して流れてこないようなことが徐々に判明するようになった。

今回はクラブとエージェントの関係性シリーズ第3弾。
フランス名門「PSG」のエージェントについて調べたのでご覧あれ~~。

また資料として「Transfermarkt」とフランスサッカー協会HPを参考にしたので
興味のある方は⇒https://www.fff.fr/la-fff/agents-sportifs-fff/agents-actus

御用達 ✖ ドイツ系 ✖ 訴訟問題

監督:Thomas Tuchel⇒DR. OLAF MEINKING(GER) ※弁護士

GK:Keylor Navas⇒Jorge Mendes(POR)
GK:Sergio Rico⇒Álvaro Torres(ESP)? ※You First Sports
GK:Marcin Bulka⇒Stefano Castagna(ITA)/Yvan Le Mée(FRA)
GK:Garissone InnocentMickael Libong(FRA)
GK:Denis Franchi⇒なし?
DF:Marquinhos⇒Giuliano Bertolucci(BRA)/LACROIX Edouard(USA)
DF:Presnel Kimpembe⇒Julien Merceron(FRA) ※MC FOOTBALL
DF:Abdou Diallo⇒Jonathan Maarek(FRA)
DF:Loïc Mbe SohJohn Inglis(SCO) ※STELLAR FOOTBALL LTD
DF:Timothée Pembélé⇒なし
DF:Juan Bernat⇒/Vicente Fores(ESP)/Laurent Gutsmuth(FRA)
DF:Layvin Kurzawa⇒Kia Joorabchian(ENG) ※SPORTS INVEST UK LTD
DF:Mitchel Bakker⇒Mino Raiola(ITA)
DF:Thilo Kehrer⇒Roger Wittmann(GER)? ※ROGON
DF:Colin Dagba⇒Patrick Glanz(FRA)
MF:Idrissa Gueye⇒Laurent Gutsmuth(FRA)? ※金融トラブルで訴訟?
MF:Leandro Paredes⇒Matias Sabbag(ARG)/Lacroix Edouard(USA)
MF:Marco Verratti⇒Mino Raiola(ITA)
MF:Ander Herrera⇒Arturo Canales(ESP) ※AC TALENT
MF:Kays Ruiz-Atil⇒なし
MF:Julian Draxler⇒Roger Wittmann(GER) ※ROGON
FW:Neymar⇒Neymar Santos Sr(父) ※Wagner Ribeiro(BRA)と契約解消?
FW:Jesé⇒Ginés Carvajal(ESP)
FW:Pablo Sarabia⇒Samira Samii(GER)
FW:Kylian Mbappé⇒親類?
FW:Ángel Di María⇒Jorge Mendes(POR)/Lacroix Edouard(USA)
FW:Mauro Icardi⇒Wanda nara(ARG)/Gabriele Giuffrida(ITA)
FW:Eric Maxim Choupo-Moting⇒Roger Wittmann(GER) ※ROGON
FW:Arnaud Kalimuendo⇒Johan CAURANT(FRA)

  • PSG御用達のエージェントが数人いる。
  • ドイツ系「ROGON」プレイヤーが比較的多い
  • 選手とのこじれで契約解消?訴訟問題までに発展している。

フランスでは「Convention tripartite(三者同意)」という仲介の種類らしきものが存在するらしい。FFF仲介人規定第6.3条によると”必要に応じて、関係者の合意を具体化するもの”を指すとある。http://www.agence442.com/wp-content/uploads/2015/04/2.FFF-R%C3%A8glement-des-Agents-Sportifs.pdf

その中でPSGと親密であると考えられるエージェントが
Laurent Gutsmuth」と「Lacroix Edouard」、Yvan Le Mée」の3人である。
特にYvan Le Méeに関していえばスペインとのコネクションが強く2009年イングランド「Westham united」でプレイしていた「Julien Faubert」を「Real Madrid」へローン移籍させた実績を持っている。

Julien Faubert to Madrid: the surreal transfer tale inspiring a TV drama
Yvan Le Mée recalls how his client somehow switched West Ham for the Bernabéu, a move that landed the agent the nickname David Copperfield

また一時期MbappéがReal Madridへ移籍する報道についてYvanは
「コロナウイルスのパンデミックが発生しなければサインしていた可能性があった」とメディアに発言している。

Yvan Le Mée: "Kylian Mbappé could have signed for Real Madrid this summer." - Get Spanish Football News
Speaking in an interview with Marca, French football agent Yvan Le Mée revealed that Kylian Mbappé could have signed for Real Madrid this

 

ROGON」創設者である「Roger Wittmann」は起業家で元プロ選手「Mario Basler」の義兄でもある。過去に仲介した選手の中には「Luiz Gustavo」等が含まれている。中国、ブラジルにも支部が存在し、最近では女性プレイヤー専門にマネジメントする「Rogon Women」を設立している。

批評面にフォーカスすると移籍に関して殆ど考慮していないと言われている。例に挙げると2002年当時経営破産寸前だった「1.FC Kaiserslautern」財政、税務スキャンダルに関与していた「Jürgen Friedrich」周辺の元取締役会がWittmannのクライアントだったのか高額なコンサルタント料を支払っていた為に解任を拒否された経緯がある。

そんな「ROGON」も「Julian Draxler」バルセロナ移籍の噂が流れたりWittmannがスペインで目撃されたりと他クラブとの接触も厭わない。今のところPSGにはクライアントが3人いるのは関係も濃厚であると考察できるので今後の交渉にも影響を受けそうである。

ROGON - We take you to the max.
Our responsibility is to attend to our players throughout their careers and to create the ideal environment for their optimum development. With comprehensive an...

 

PSG内にも問題が発生している。それは「Idrissa Gueye」と「Laurent Gutsmuth」との金銭トラブルにより訴訟にまで発展している。記事によるとEvertonとPSGの両方との交渉で本来エージェントの手数料である500万€の一部を選手側が受け取ることになっていたのだがLaurentが送金していないことで問題が浮上した。

当然Gueye側はPSG理事会に報告し何度も解決策を見つけようと試みようとしていたが実ることはなかった。というのもLaurentはNeymar、Pastore、Thiago Silva等の移籍、契約延長に関与しクラブにとって重要な役割を果たし影響力を増していることもあり、なかなか理事会の意見が通らないのが現状である。

例をあげると2016年Thiago Silvaとの契約延長された際、選手側のエージェント「Paulo Tonietto」はクラブから200万€の手数料を受け取り、Laurent側は45万€を受け取ったとされている。

結局Gueyeとの訴訟はいつ解決するかは不明だがクラブ側で影響力のあるLaurentが、どこまで歩み寄るかがポイントになる。早く終焉を願いたいものだ。

PSGクラブ強化編成について
数年前はリクルートディレクター「Alain Roche」と監督両方の意見をスポーツディレクターで強化予算の策定権を持っている「Leonardo」に伝え最終的に会長等と3者会議で最終決定を行なう流れ。現在はAlain Rocheがクラブから抜け2019年「Antero Enrique」からLeonardoがSDに再任している。

Ibrahimović獲得等の実績もあり今後のエージェントの間を受け持つ人物としてはある意味的確かもしれない。

来シーズンに向けて

Mbappéに近づいてくるエージェントはゴロゴロいる中で
あの元イングランド代表のイケメン「David Beckham」が彼に近づいているとの報道がある。

Beckham wants Mbappe as first superstar client as he starts career as an agent
KYLIAN MBAPPE is being lined up by David Beckham as he looks to make a splash as an agent. The Manchester United great has set up Footwork Management Ltd as he ...

というのもBeckhamは19年に友人であるエージェント「Dave Gardner」とともに
「FOOTWORK MANAGEMENT LIMITED」というマネジメント会社を設立。そのクライアント第一号としてMbappéと契約しようと画策していた経緯がある。今のところ実現したといったニュースは届いていないので未遂に終わっているだろうが誰と契約するかによって運命が決まると言っても過言ではないだろう。

ベルギー代表「Thomas Meunier」、フランスU18代表「Tanguy Nianzou」そしてウルグアイ代表「Edinson Cavani」等退団の穴をどう埋めていくのかが焦点。みなフリー移籍で抜けられてしまうのは痛い。

今のところ補強候補といった噂も流れてこない中、現主力の残留に全力で慰留させるのが第一だろう。

 

~~終わり~~

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