クラブとエージェントとの関係性(愛媛FC/2021冬編)

クラブとエージェントとの関係性

ここ数年、順位が2桁と苦しんでいるシーズンが続いている「愛媛FC」。

チームも18年シーズン途中から就任した「川井健太」も20年末に退任が発表され、強化部長も離れることも発表された。チームを再構成したりと前途多難が続いている。

そんな状況の中をサッカーエージェント(代理人)たちは何を思うのか?

Jリーグ開幕前に様々な動きもあったので、それも含めて御紹介していく。

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MYYK × シシーニョ × スペイン

監督:川井 健太⇒柳田 佑介(JPN) ※グロボル・フットビズ・コンサルティング

GK:岡本 昌弘⇒武井 択也(JPN) ※イマージェント
GK:辻 周吾⇒植木 竜介(JPN) ※MYYK
GK:原 裕太郎植木 竜介(JPN) ※MYYK
GK:肝付 啓人⇒なし?
GK:黒川 雷平⇒なし?
GK:加藤 大智⇒なし?

DF:渡邊 創太⇒なし?
DF:吉田 晴稀⇒なし?
DF:山﨑 浩介⇒秋葉 陽一(JPN) ※エフ・イー・ティ
DF:茂木 力也⇒植木 竜介(JPN) ※MYYK “選手契約に関する交渉”計2回)
DF:西岡 大輝⇒? 17年度まで遠藤 貴が担当
DF:池田 樹雷人⇒熊崎 厚夫(JPN) ※JSP
DF:前野 貴徳⇒宮本 行宏(JPN) ※フットステージ
DF:西岡 大志⇒良藤 辰夫(JPN) ※Shuma

MF:岩井 柊弥⇒なし?
MF:田中 裕人⇒武井 択也(JPN) ※イマージェント
MF:渡邊 一仁⇒宮本 行宏(JPN) ※フットステージ
MF:竹嶋 裕二⇒武井 択也(JPN) ※イマージェント
MF:川村 拓夢⇒石川 大徳(JPN) ※スポーツ・ソリューション
MF:横谷 繁⇒高木 泰裕(JPN) ※JSP
MF:長沼 洋一⇒吉見 潤(JPN) ※ジェイ プランニング
MF:森谷 賢太郎⇒遠藤 貴?(JPN) ※ユニバーサルスポーツジャパン
MF:小暮 大器⇒岡 雅人(JPN) ※18年度まで梶野 智が担当
MF:山瀬 功治⇒田邊 伸明(JPN) ※JEB
MF:三原 秀真⇒なし?
MF:清川 流石⇒なし?
MF:Sisinio? ※IFM /西室 陽(JPN) クラブ側仲介
MF:忽那 喬司⇒なし?

FW:藤本 佳希⇒秋葉 陽一(JPN) ※エフ・イー・ティ
FW:有田 光希⇒田邊 伸明(JPN) ※JEB
FW:吉田 眞紀人⇒佐久間 清次 ※eAMA
FW:丹羽 詩温⇒西岡 明彦(JPN) ※フットメディア
FW:西田 剛⇒植木 竜介(JPN) ※MYYK

参考:http://www.jfa.jp/documents/pdf/basic/intermediary/transaction_2019.pdf

伊東純等をマネジメントしている植木竜介担当の選手が4人
シシーニョ獲得はJFAエージェントが仲介
あの日本行きが噂になっていた元スペイン代表も在籍

 

各Jクラブに全国各地に「ジャパン・スポーツ・プロモーション(JSP)」選手が多い中、愛媛は欧州でプレイしている「伊東 純也」が在籍している「MYYK」の「(20-050)植木 竜介」が扱うクライアントが占めている。

株式会社MYYK
株式会社MYYKのWEBサイトへようこそ

実績を取り上げると先ほど紹介した「伊東純也」のベルギー「ゲンク(Genk)」移籍である。インスタによるとスペインで活動している「Interfootball Management」の協力を得たとコメントしている。両者がいつどこでどのようなきっかけで出会ったのかは不明ではあるが少なくとも、この出来事がJリーグ市場にも影響しているのは間違いない

↑の仲介について既に過去のブログ記事でまとめているので興味ある方は確認してみよう。

ベルギー仲介人取引一覧  10人の日本人選手仲介※2019 4/1~2020 3/31
年々ベルギーでプレイする日本人が増えてきている。 この度ベルギーサッカー協会から"仲介人(エージェント)が選手、クラブ等と取引した実績データ"がPDF形式でアップされた。 今回は 膨大な取引数から日本人絡みのものをチョイス...

 

シシーニョの移籍経緯

2015年:249,480円
(松浦 修也⇒パク チャニョン “選手契約に関する交渉”)

2016年:0円

2017年:0円

2018年:420,000円
(上西園 彬⇒ムラデン ユトリッチ “選手契約に関する交渉”)

2019年:650,000
(西室 陽⇒Sisinio Gonzalez Martinez “選手契約の交渉”)

参考:http://www.jfa.jp/football_family/intermediary/

 

予算が限られている中、愛媛は↑の通り1000千万円以下の報酬を支払っている。

注目はスペイン人「シシーニョ(Sisinio」に関する交渉だ。”2016年度仲介人取引一覧“によると2017年にFC岐阜へ加入時はJSPでエージェントとして活動し、ベガルタ仙台の西村拓真がロシア「CSKAモスクワ」移籍をサポートしたとされる「(20-058)西真田 祥志」がシシーニョ側と交渉したと明記している(報酬額は894,480円)。

一方で愛媛では西真田氏ではなく、スペイン留学事業等を展開し女子サッカーにも尽力している「(20-118)西室 陽」が担当している。シシーニョは「IFM」から事務所変更を行っていない。

他事務所同士が移籍に関して引き継ぎをお願いしたのか?単なる偶然なのか?正確な理由は不明。

元スペイン代表のJリーグ参入

Interfootball Management
El equipo de IFM está acostumbrado a tratar con futbolistas de élite y con los clubs más importantes del mundo, habiendo adquirido una gran experiencia en el mu...

スペイン・バルセロナを拠点に世界中のサッカーリーグにサービスを提供している大手事務所。2001年に設立。スタッフはHPでは計6人。

日本にも支部「Interfootball Management Japan」が2019年頃に設立されている。だが、これ以上の情報がなく、具体的に何人のスタッフが在籍しているのか?中心人物が誰なのか一切不明。

少なくともクライアントである元スペイン代表「ダビド・シルバ(David  Silva)」のJリーグ移籍に関してメディアも含めて揺さぶってきたのは確かだ。売り込みの可能性が高い。

日本行きは破談!? 海外メディアがダビド・シルバの中東行きを報道「近いうちに全てが示される…」 | サッカーダイジェストWeb
 今シーズン限りでマンチェスター・シティ...

 

強化部長について

川井 健太 監督 及び 児玉 雄一 強化部長 退任のお知らせ | 愛媛FC公式サイト【EHIME FC OFFICIAL SITE】
2018年シーズンよりトップチームの指揮を執っておりました、川井健太監督の契約について、今シーズンを持って契約を満了し、退任することに合意しましたのでお知らせいたします。また、児玉雄一強化部長も退任することとなりましたの …

20年シーズンの順位21位として、監督を務めていた「川井 健太」と同時に強化部長だった「児玉雄一」の退任が発表された。ここ数年の結果が散々であり、解任という形でチームを抜けるのは仕方のないことだ。

川井 健太」はチーム退団後、海外にコネクションを持つ「(20-043)柳田 佑介」との契約を果たしている。これが愛媛を去る理由ではないだろうが近年こういった監督業している方が事務所入りケースが増えだしている。

21年シーズンからヴィッセル神戸で強化担当を担当し昨年までは大分トリニータでU18監督で指揮していた「吉村光示」のスポーツディレクター(SD)就任が決定している。

吉村 光示 氏 愛媛FCスポーツダイレクター就任のお知らせ | 愛媛FC公式サイト【EHIME FC OFFICIAL SITE】
この度、吉村 光示 氏が、2021シーズンより愛媛FCスポーツダイレクターに就任する事となりましたのでお知らせいたします。 ■吉村 光示 プロフィール 【氏名】吉村 光示(よしむら こうじ) 【生年月日】1976年4月1 …

吉村氏のキャリアを確認すると殆どがコーチの経験を積んでいるので新たな人材の招集としては少し厳しい印象がある。とはいえJクラブ関係者とのコネクションをうまく生かせば結果を残せる可能性は十分あり得る。

21年シーズンを乗り越える為に

愛媛FC 売上高と業績推移のグラフで財務諸表の内訳を比較分析 2019
数字のみの財務諸表をグラフに変換。売上、利益、総資産、内部留保を同じ縮尺で並べて、かんたんに決算を確認できます。 愛媛県に本拠地を置くJリーグクラブ、愛媛FC、業績の推移や財務を紹介。

監督後任としてチームでユース、アカデミー関係を務めていた「和泉 茂徳」が就任が決定。経歴を確認する限り、トップチームでの指揮が初めてみたいなのでフロント全体で彼のサポートは不可欠だろう。

チームとして怪訝するところでは得点源だった「有田 光希」、「丹羽 詩温」が退団してしまったので名古屋グランパスから「榎本 大輝(エージェント:稲川朝弘)」を期限付きで獲得している。

全体としてユース上がりで有望株といえる若手が見当たらないのが最大の問題点。レンタルでの獲得に頼りすぎている点を今後どう対処するのか気掛かりだ。

降格枠が4チームということで育成に余裕がないのかもしれないが若手をずっと見てきた和泉氏の積極的な起用を期待したい。

~~終わり~~



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