クラブとエージェントとの関係性(ヴィッセル神戸/2020夏編)

クラブとエージェントとの関係性

2019年スペイン「Barcelona」と日本「ヴィッセル神戸」は提携を結ぶと発表され
スペイン代表「Andrés Iniesta」が神戸入団を実現した。

以降、「David Villa」、「Sergi Samper」、「Thomas Vermaelen」と世界的トップクラス選手を次々チームに加入することに成功する。まさにバルサ化を目指そうとしている。

そんな中でフロントとエージェントの関係性はどうなっているのか?
今回はJリーグからスペイン路線に乗る「ヴィッセル神戸」選手のエージェントについて
調べてみた~~。

記事においてJFAのHPから「2019年度仲介人取引一覧」を参考にしたので
こちらもチェック⇒https://www.jfa.jp/documents/pdf/basic/intermediary/transaction_2019.pdf

4大勢力 ✖ 仲介交渉3回 ✖ 三木谷会長

監督:Thorsten Fink⇒Marko Rehmer(GER)/Pierre Fernandes(BRA)?仲介?
コーチ:Sebastian Hahn⇒Marko Rehmer(GER)

GK:飯倉大樹⇒宮本行宏(JPN)/久米宏典(JPN) ※フットステージ
GK:前川黛也⇒なし?
GK:吉丸 絢梓⇒なし?
GK:伊藤 元太⇒なし?
GK:高橋 一平⇒なし?
DF:Thomas Vermaelen⇒不明 ※SEGとの契約解消?
DF:渡部 博文⇒松浦修也(JPN) ※㈱プレイヤーズファースト
DF:大崎 玲央⇒田村信之(JPN) ※㈱ジャパン・スポーツ・マーケティング
DF:菊池 流帆⇒田邊伸明(JPN) ※㈱ジェブエンターテイメント
DF:Dankler⇒Marco Cantieri(BRA) ※LIFEPRO:弁護士
DF:山川 哲史⇒なし?
DF:酒井高徳⇒段家卓也(JPN)/Guido Walter(GER)?
DF:初瀬 亮⇒西真田 佳典(JPN) ※㈱ジャパン・スポーツ・プロモーション(JSP)
DF:西 大伍⇒本田 弘幸(JPN) ※HEROE
DF:藤谷 壮⇒段家 卓也(JPN) or 藤田 邦広(JPN) ※UDN SPORTS
MF:山口 螢⇒西真田 佳典(JPN) ※㈱ジャパン・スポーツ・プロモーション(JSP)
MF:Sergi Samper⇒Joel Borràs(ESP)? ※SPORTS&LIFE
MF:Andrés Iniesta⇒Joel Borràs(ESP) ※SPORTS&LIFE
MF:郷家 友太⇒段家卓也(JPN) ※UDN SPORTS
MF:安井拓也⇒なし? ※2018年度までは梶野智と契約
MF:佐々木 大樹⇒宮川 悟(JPN) ※SARCLE   2019年度に関して何故か3回も交渉している
MF:中坂 勇哉⇒首藤 雄介(JPN) ※㈱ジャパン・スポーツ・プロモーション(JSP)
MF:古橋 亨梧⇒Joel Borràs(ESP) or 井堂彰人(JPN) ※SPORTS&LIFE
MF:小川 慶治朗⇒植木 竜介(JPN) ※㈱MYYK
FW::Douglas⇒Gabriel Lima(BRA)/稲川朝弘(JPN) クラブ側仲介※BN Zini
FW:藤本 憲明⇒野村豊幸(JPN) ※エースポーツクリエイション㈱
FW:田中 順也⇒ 上西園 彬?(JPN) ※ユニバーサルスポーツジャパン
FW:小田 裕太郎⇒本田 弘幸(JPN) ※HEROE

  • 欧州と違い4大勢力の事務所が占めている。
  • 佐々木大樹の仲介に関して何故か交渉を3回行っている。
  • Pierre Fernandesは三木谷会長と交流がある。

主に3つの項目が見えてきた。順に説明する。

事務所(UDN/JSP/SPORT&LIFE/HEROE)

過去の記事でマンチェスターU、アーセナルFCの全選手エージェントを取り上げたが
上記2つとも「1選手につき1エージェント」のようなケースが多かった。これは選手の市場価値、影響力が大きく関係していることが考えられる。

UDN

近年、三好康児ベルギー移籍等の実績で着々と勢力を拡大している「UDN」。過去の記事で説明済みなので細かい点は省くが
Bologna」でプレイしている冨安健洋の移籍話が流れてくるが少なくとも「UDN」メンバーも裏で動いていると見られる。

・酒井高徳
・藤谷 壮
・郷家 友太

UDN SPORTS - アスリートが、社会を変える。あなたと変える。
UDN SPORTSはアスリートが培った経験や知識を尊重しつつ、彼らの活動を支援していきます。 アスリートの参画による社会貢献活動や商品開発等を展開し、より良い未来の実現を目指します。アスリートと共に社会を変えるサポーターを募集しています。

 

JSP

JSPは元日本代表監督「加茂周」の弟「加茂 建」が社長を務める「加茂商事」グループ会社の一つのマネジメント会社である。総合旅行業取り扱いやスポーツイベントの企画立案を展開している。またドイツ、スペイン、ブラジルにも事務所を持っている。

在籍しているエージェントしている数が日本で最多で約10人。
元Jリーガー「西澤 明訓」、「中澤 聡太」等も含まれている。関西方面では影響力が大きく若手からベテランのクライアント選手の入れ替えが行っている。

もし移籍情報が入ってきたら、まずはJSPのクライアント選手か確認することをオススメする。

・初瀬 亮
・山口 螢
・中坂 勇哉

 

株式会社ジャパン・スポーツ・プロモーション
株式会社ジャパン・スポーツ・プロモーションは、スポーツを愛する一人一人のサポートをはじめ、スポーツ界全体の発展に貢献する企業を目指しております。サッカー選手エージェント、サッカー・フットサル大会の企画運営、サッカー・フットサル遠征・合宿手配、を主な業務としております。

 

SPORT&LIFE

2018年創立。Iniestaのマネージャーである「Joel Borràs」のプロジェクトとして生まれた。アスリートマネジメントだけでなく視聴覚コンテンツ等といったコンサルティングも手がけている。日本人も数人在籍し井堂彰人もその一人。

元々Joelはベップ等が在籍している「Media Base Sports」メンバーの一人だったがIniestaの神戸移籍がきっかけだったのか事務所から独立したようだ。

SamperもJoelと同じく「Media Base Sports」クライアント選手だったがBarcelonaと契約破棄した同時に事務所も抜けたようだ。何やら大人の事情が絡んでいるのか?。

古橋も彼らに見出されクライアント入りを果たす等、今後も日本人プレイヤーと契約するかもしれない。

・Andrés Iniesta
・Sergi Samper
・古橋 亨梧

https://sportsandlife.com/

 

HEROE

本田圭佑が好きな方なら聞いたことがあるかもしれない。
彼の兄「本田弘幸」が社長を務める大手事務所である。

一昔前はブラジル、韓国等から選手をJクラブに送り込んでいたりと受け持っている選手数はそこまで在籍していなかったが仲介人制度以降から徐々に増やしている。

また弟「本田圭佑」の為に部下のエージェントと協力しながら現地のパートナーを支援を得て移籍にこぎつけてたりと精力的に活動。

「Wyscout Forum」に参加したりと積極的で、それがきっかけなのか菅原 由勢オランダ移籍が実現している。

・西 大伍
・小田 裕太郎

HEROE CO., LTD. エロエ株式会社
HEROEという名には常にアスリートと共に努力し続けるという想いが込められています。 たった1つのボールで世界中を魅了するFootball。 努力・執念で困難に立ち向かい世界中に夢と感動を与え続けるトップアスリートはまさにHEROE。 弊社はアスリートと共に、それぞれが描くHEROEになる為、

 

選手契約に関する交渉 計3回

仲介人規定第1条(適用範囲)によると選手、クラブから依頼を受ける行為の種類には大きく分けて2種類存在する。

  1. 選手とクラブ間の選手契約に関する交渉
  2. 2つのクラブ間の移籍合意(クラブ側仲介)

1である”選手契約に関する交渉”は資料で見てみると同じ選手に対して2回行われているケースがいくつか存在する。

例えば「磐瀬 剛」の場合

「京都サンガ」から「ザスパクサツ群馬」へ期限付き移籍した交渉分と完全移籍分の2回行われている事を指している。

では「佐々木 大樹」はどうだろうか?

佐々木は2018年にブラジルへ武者修行に向かっており、その後帰国。
どこかのクラブへ移籍しているわけでもなく2019年度に関しては3回も交渉を行っている。出場機会が殆ど恵まれていかなったのも事実で年棒に対しても大きく左右する要素。フロント側とエージェントである宮川悟の間で辛抱強く交渉したのだろうか?

2015年:0円
2016年:29,070,600円(稲川朝弘⇒ウェスクレイ:選手契約及び移籍合意に関する交渉のみ)
2017年:0円
2018円:0円
2019円:0円

参考:http://www.jfa.jp/football_family/intermediary/
取引情報の公表⇒登録選手/加盟クラブが支払った2015年度~2019年度の仲介人報酬(PDF)

三木谷社長と仲良し?

恐らく↑の写真が全てが始まった印象がある。
過去の記事でも触れたことがある「JPF Sports Agency」。

Pierre Fernandesのコネクションから色んな選手、監督を神戸に連れてきている。
Finkの場合、エージェントであるMarko直々に来日するくらい重要な出来事であると想像できる。

いつの間にかPierreが神戸の窓口のような存在と化している。
今後も続けていく予定なのか?

ヴィッセル神戸クラブ強化編成について

17年度からスポーツディレクターに就任している三浦淳寛が担当し所属選手の獲得・放出、移籍交渉を行っている。

ただ様々なインタビュー、動画等で見ていると最終決定権は三木谷社長が握っている模様。また三浦自身も把握しきれていない交渉も存在するらしい。

今後の補強プランはあるのか?

コロナ影響下でJ1が再開されたが現時点で大きな移籍は発生していない。一時期、元スペイン代表「David Silva」や「Pedro」等といった世界的有名なプレイヤー獲得を狙っていた報道があったが噂レベルで終始している。

ウィンドーがJリーグHPから7/31~8/28までと変更する発表されている。

2020シーズン 第2登録期間(ウインドー)および追加登録期限の変更について:Jリーグ.jp
Jリーグは本日の理事会において、2020シーズンの明治安田生命Jリーグ(J1・J2・J3)およびJリーグYBCルヴァンカ...

もう既に動きがあるクラブもいるという。コロナの影響下で移籍予想するのは難しいが神戸はどんな選手を連れてくるだろうか?三木谷社長に期待したいw

 

~~終わり~~

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コメント

  1. […] ヴィッセル神戸編でも説明したがJSPは元日本代表監督「加茂周」の弟「加茂 建」が社長を務める「加茂商事」グループ会社の一つのマネジメント会社である。「西真田佳典」は取締役に就任している。 […]

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