2020年シーズンは川崎フロンターレ優勝が決まり、残りは来シーズンのACL出場権をどこのクラブが獲得できるかが注目の的だ。
そんな中セレッソ大阪を指揮していたスペイン人「Miguel Ángel Lotina(ロティーナ)」が退任する報道が流れた。攻撃中心にシフトすることが監督変更の理由らしいが果たしてそうなのか?
ということで
今回はセレッソ大阪の選手に付いている全エージェント(代理人)とクラブ事情を調べ上げたので
ご覧あれ~~~~~~~~~。
JSP v 本田弘幸 ✖ 思惑 ✖ Tonan前橋
監督:Miguel Ángel Lotina⇒? ※PRONEO SPORTS S.L.
コーチ:Ivan Palanco⇒? ※PRONEO SPORTS S.L.GK:金 鎭鉉⇒Lee Yeung-Joong(KOR) ※IVAN SPORTS CORP クラブ側仲介
GK:安俊洙⇒石川 大徳(JPN) ※スポーツ・ソリューション
GK:茂木 秀⇒中澤 聡太(JPN) ※JSP かつて田邊 伸明が担当
GK:永石 拓海⇒坂井 充隆(JPN) ※ジェイピーコンサルティングDF:Matej Jonjic⇒Lee Yeung-Joong(KOR) ※IVAN SPORTS CORP クラブ側仲介
DF:木本 恭生⇒坂井 充隆(JPN) ※ジェイピーコンサルティング
DF:瀬古 歩夢⇒本田 弘幸(JPN) ※HEROE
DF:西尾 隆矢⇒なし?
DF:田平 起也⇒なし?
DF:丸橋 祐介⇒吉見 潤(JPN) ※ジェイプランニング
DF:小池 裕太⇒大坪 健太(JPN) ※SDB FOOTBALL クラブ側仲介
DF:島村 拓弥⇒首藤 雄介(JPN) ※JSP
DF:松田 陸⇒西真田 佳典(JPN) ※JSP
DF:片山 瑛一⇒野村 豊幸(JPN) ※エースポーツクリエイション
DF:吉馴 空矢⇒なし?MF:Leandro Desábato⇒Tiago Guadagno(BRA) ※G7 FOOTBALL INVESTMENTS
MF:喜田 陽⇒新井場 徹(JPN) ※TODER
MF:西本 雅崇⇒小田原 匡(JPN) ※JSP
MF:奥埜 博亮⇒高木 泰裕(JPN) ※JSP
MF:藤田 直之⇒植木 竜介(JPN) ※MYYK
MF:秋山 大地⇒奥出 真士(JPN) ※R4SE
MF:松本 凪生⇒本田 弘幸(JPN) ※HEROE
MF:坂元 達裕⇒藤田 邦広(JPN) ※UDN
MF:清武 弘嗣⇒段家 卓也(JPN) ※UDN
MF:西川 潤⇒本田 弘幸(JPN) ※HEROEFW:高木 俊幸⇒秋山 祐輔(JPN) ※SARCLE
FW:柿谷 曜一朗⇒西真田 佳典(JPN) ※JSP
FW:豊川 雄太⇒新井場 徹(JPN) ※TODER クラブ側仲介
FW:都倉 賢⇒秋山 祐輔(JPN) ※SARCLE
FW:Bruno Mendes⇒Lucas Andrino?(BRA)/Jean(ジャーン)
FW:鈴木 孝司⇒稲川 朝弘 or 石川 大徳 ※18年までは植木 竜介が仲介
FW:Pierce Waring(ピアス・ウェリング)⇒Posthumus Linton Jayson(NED)
FW:Tawan Khotrsupho⇒Manuel Seisdedos(AUS) ※360 Sport Management
FW:藤尾 翔太⇒本田 弘幸(JPN) ※HEROE参考:http://www.jfa.jp/documents/pdf/basic/intermediary/transaction_2019.pdf
・JSPとHEROEが大半を占めている。
・毎年クラブ側仲介を複数行っている。
・日本のみならずブラジル、トルコに事務所がある異端児。
時代は移り変わっていく
ガンバ大阪と同じく数年前まで下部組織で育った優良な若手からベテランまでJSPに入閣するケースが非常に多かった時代が変わっていき、インターネットの発達、海外リーグプレイを志望する若者が増えた等といったことが結果に現れている。
「(20-057)本田 弘幸」は過去の実績を辿ると弟である本田圭佑の仲介は勿論「安部裕葵」のBarcelona移籍に尽力する等、数十年前では考えられないことが現実に起こっている。その最前線で立っているうちの一人のエージェントが「本田 弘幸」である。
バルサに移籍した「安部裕葵」
ちゃんと本田のお兄ちゃん「本田弘幸」チームも現地入りしていた当然といえば当然やけど#Barcelona #Barca #antlers #鹿島アントラーズ pic.twitter.com/8TAj61WnfL
— jun jun@im not agent (@junjunjun351) July 15, 2019
彼のクライアントである「西川 潤」、「瀬古 歩夢」等の中から近い将来海外でプレイしているかもしれない。それくらいセレッソ大阪でも「本田 弘幸」の影響力は日々高まっているということだろう。
様々な思惑(クラブ側仲介)
2015年:45,445,050円
(Parmigiani Junior Irineu⇒Elierce Barbosa de Souza “選手契約に関する交渉”)
(Lee Yeung-Joong⇒金 鎭鉉 “選手契約に関する交渉”)
(小林 博⇒Ricardo Henrique da Silva dos Santos “選手契約に関する交渉”)
(小林 博⇒Bruno Reboli Meneghel “選手契約に関する交渉”)2016年:68,661,100円
(姜 信男⇒Ahn Joonsoo “選手契約に関する交渉” 計2回)
(小林 博⇒Ricardo Henrique da Silva dos Santos “選手契約に関する交渉”)
(Lee Yeung-Joong⇒Matej Jonjić “選手契約に関する交渉”)
(Lee Yeung-Joong⇒金 鎭鉉 “選手契約に関する交渉”)
(遠藤 貴⇒Besart Abdurahimi “選手契約に関する交渉”)
(Parmigiani Junior Irineu⇒Elierce Barbosa de Souza “選手契約に関する交渉”)2017年:29,377,600円
(姜 信男⇒Ahn Joonsoo “選手契約に関する交渉”)
(Lee Yeung-Joong⇒Matej Jonjić “選手契約に関する交渉”)
(Lee Yeung-Joong⇒金 鎭鉉 “選手契約に関する交渉”)
(Lee Yeung-Joong⇒Osmar Ibáñez Barba “選手契約に関する交渉”)
(田邊 伸明⇒梁 東炫 “選手契約に関する交渉”)
(Parmigiani Junior Irineu⇒Elierce Barbosa de Souza “選手契約に関する交渉”)2018年:47,880,250円
(西真田 佳典⇒Elierce Barbosa de Souza “選手契約に関する交渉”)
(Lee Yeung-Joong⇒金 鎭鉉 “選手契約に関する交渉”) ※のちに選手側仲介(613)
(Lee Yeung-Joong⇒Matej Jonjić “選手契約に関する交渉”)
(Parmigiani Junior Irineu⇒Pereira Mendes Bruno “選手契約に関する交渉”)
(Posthumus Linton Jayson⇒ウェリング ピアス “選手契約に関する交渉”)2019年:49,537,000円
(Lee Yeung-Joong⇒金 鎭鉉 “選手契約に関する交渉”)
(Lee Yeung-Joong⇒Matej Jonjić “選手契約に関する交渉”)
(新井場 徹⇒豊川 雄太 “選手契約の交渉”)
(大坪 健太⇒小池 裕太 “選手契約の交渉”)
毎年5千万円程、エージェントに報酬を支払っているのが分かる。また他Jクラブと違い取引数が桁違いに多い。金 鎮鉉(キム・ジンヒョン)の事務所「IVAN SPORTS CORP」とも親交が深いのも納得である。
気になるのは2018年のElierce Barbosa de Souza(ソウザ)が”Parmigiani Junior Irineu”(ジュニーニョ)ではなく、この時だけ「西真田 佳典」が仲介している。
何故”ジュニーニョ”ではないのかは不明だがこの時期のソウザは退団する噂が一時流れていた。結局翌年にサウジアラビアへ旅だった。西真田が便宜を図ったのだろうか?真相は闇の中である。
「豊川 雄太」、「小池 裕太」は海外から日本に帰ってから初年度にあたるので選手側仲介ではなく、クラブ側仲介を行っている。
Tonan前橋との繋がり
ブラジル、トルコにコネクションを持つ「(20-084)大坪 健太」。数年前まで「Tonan前橋」との交流が多く、監督だったAmaral(アマラオ)やその他助っ人を仲介したと言われている。
またJリーグ出身の選手とクライアント契約し各欧州クラブに移籍させたりしている。
・新井瑞希(東京ヴェルディ)
・Kleber Augusto(クレビーニョ)※Escansette Sports
・小枇ランディー・エメカ(元いわきFC)
・小野原 和哉(元レノファ山口)
・菊池禎晃(LeixoesSC)等等
鹿島に期限付き移籍する小池裕太
代理人は「SDB FOOTBALL.」社長「大坪 健太(18-084)」であるhttps://t.co/7rydm6o7Pj因みに
トルコSivassporに練習参加した東京Vユース「荒木 大輔」くんも
ここの事務所の協力を得ている#jleague #antlers #鹿島アントラーズ #STVV pic.twitter.com/7Di6mWFizB— jun jun@im not agent (@junjunjun351) March 27, 2019
別角度では2019年、日本IT企業「f4samurai」によるポルトガルクラブ買収にも大きく関与していたとも言われている。
日本のIT企業「f4samurai」が
ポルトガル2部「União Desportiva Oliveirense」を買収したとニュースになっているがどうやら
日本系「SDB FOOTBALL」CEO「(19-084)大坪 健太」が
影で支援したようだやはり怪しかったか
こちらは
現地HPhttps://t.co/yyL4CUrTvW#POR #Oliveirense # pic.twitter.com/p67CJZjlAs— jun jun@im not agent (@junjunjun351) December 14, 2019
ポルトガル周辺とのコネクションを多く持っており、現地サポートしてくれているエージェントの助けを得てクライアントの移籍を実現させている。今後もこういったケースは増えていくと思われる。
近年になってJリーグに接近している印象が強くなってきているので今後の動きに注視しなければ…….。
強化体制について
大熊 清の後任としてセレッソ大阪OBで昨季までエージェントとして活動していた「(19-27)梶野智」がチーム統括部長に就任。
エージェント時代は基本的に高橋 壮也、永井龍等といった若手中心にマネジメントしていた。
フロントに呼び戻したのもこういった実績が評価されたと思われる(もしくは他に該当者がいなかった?)。
ロティーナ監督の後任を今現在も他スタッフとともに模索中、交渉中なのだろう。
パートナーである「(20-330)Brito Fernando」にも相談してるのかな?
おや?
前田大然のポルトガル移籍をサポートしたと言われる
「Dodici Sports」の「Fernando Rodriguez Brito」が1月末にC大阪の森島社長と2ショットしてるね
コメントによると宮崎キャンプに招待を受けたとかそうでないとか梶野兄貴の優しさだね#cerezo #セレッソ大阪 pic.twitter.com/8UXSXgrP0d
— jun jun@im not agent (@junjunjun351) February 9, 2020
来シーズンに向けて
既にロティーナが2020年シーズンを持ってクラブを退任することが決まっているので連日、後任者について新聞、SNS等で報道が続いている。
そんな中、前線の補強として韓国「「Suwon Samsung Bluewings(水原三星ブルーウィングス)」所属オーストラリア代表「Adam Taggart(アダム タガート)」に対して獲得オファーを出したとのこと。
得点力不足に苦しんでいた今シーズンで、それを打破する為に候補者の一人としてマークしていた。しかし、移籍金に隔たりがあるとして交渉は平行線を辿っている。
セレッソ大阪がオファーしていると
噂のオーストラリア代表「Adam Taggart」事務所は吉田等が在籍している
「Base Soccer Agency」担当は元プロ選手でオーストラリアエリアを担当している
「Vincenzo Grella」売り込みじゃないか~~?#cerezo #セレッソ大阪 #水原三星 #Suwon pic.twitter.com/V0JrRgl06y
— jun jun@im not agent (@junjunjun351) November 22, 2020
エージェントが「Base Soccer Agency」所属「Vincenzo Grella」と主にオーストラリア中心に活動している。日本市場についても他スタッフと情報共有していると考えられることから懐を既に把握されているのではないだろうか?
果たして無事獲得できるだろうか?
ただ「Base Soccer Agency」経由の選手の殆どは試合にあまり出場出来ずに退団してる事が多い。
偶然であってほしい。
~~終わり~~
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