2012年に「反町 康治」が監督に就任して以降、チームの土台を作り上げJ1昇格までに成長した松本山雅FC。
しかし2019年にJ2降格が決定し約8年間指揮していた反町監督が辞任して以降、なかなか勝ち点を伸ばすことが出来ず、2020年シーズンは13位で終了してしまった。いったい何が問題だったのか?
今回は松本山雅FCに所属している全選手のエージェント(代理人)について全力で調べあげ、強化担当との関係を照らし合わしながら仕上げることに成功したので、是非一度お読みくだされ~~~~。
日本人はJSP、助っ人はJSM ✖ J1並 ✖ ジャエル
監督:布啓一郎⇒なし?
GK:圍 謙太朗⇒佐久間 清次(JPN) ※eAMA
GK:村山 智彦⇒野村 豊幸(JPN) ※エースポーツクリエイション
GK:田中 謙吾⇒西塚 定人(JPN) ※スポーツコンサルティングジャパンDF:橋内 優也⇒野村 豊幸(JPN) ※エースポーツクリエイション
DF:浦田 延尚⇒田邊 伸明(JPN) ※JEB
DF:森下 怜哉⇒西岡 明彦(JPN) ※フットメディア
DF:常田 克人⇒小林 博(JPN) ※JSM
DF:乾 大知⇒大野 祐介(JPN) ※アスリートプラス
DF:服部 康平⇒野村 豊幸(JPN) ※エースポーツクリエイション
DF:大野 佑哉⇒西岡 明彦(JPN) ※フットメディア
DF:高木 利弥⇒高木 泰裕(JPN) ※JSP (19年度”選手契約に関する交渉”計2回)
DF:吉田 将也⇒西岡 明彦(JPN) ※フットメディアMF:村越 凱光⇒なし?
MF:山田 真夏斗⇒なし?
MF:佐藤 和弘⇒小林 博(JPN) ※JSM
MF:塚川 孝輝⇒遠藤 貴(JPN) ※ユニバーサルスポーツジャパン
MF:山本 真希⇒熊崎 厚夫(JPN) ※JSP
MF:前 貴之⇒高木 泰裕(JPN) ※JSP
MF:Augusto César⇒Matheus Assaf(BRA) AGN FOOTBALL /石田 博行 ※クラブ側仲介
MF:藤田 息吹⇒遠藤 貴(JPN) ※ユニバーサルスポーツジャパン
MF:久保田 和音⇒? ※18年度まで梶野 智が担当
MF:米原 秀亮⇒武井 択也(JPN) ※イマージェント
MF:鈴木 雄斗⇒西澤 明訓(JPN) ※JSP
MF:田中 隼磨⇒小林 博(JPN) ※JSM
MF:高橋 諒⇒西岡 明彦(JPN) ※フットメディア
MF:山本 龍平⇒鈴木 規郎(JPN) ※By players
MF:Serginho⇒Brito Fernando? ※18年度まで梶野 智が担当
MF:杉本 太郎⇒遠藤 貴(JPN) ※ユニバーサルスポーツジャパン
MF:中美 慶哉⇒西澤 明訓(JPN) ※JSPFW:Álvaro⇒Sandro Wienhage or Alexander Kuniy / 今井 祐介 ※クラブ側仲介
FW:Jael⇒? ※HWS GRUPO/Saboia Bernardes Sergio Henrique?
FW:阪野 豊史⇒田邊 伸明(JPN) ※JEB (19年度”選手契約に関する交渉”計2回)
FW:韓勇太⇒? ※2020年まで稲川 朝弘 or 石川 大徳が担当
FW:高木 彰人⇒小田原 匡(JPN) ※JSP
FW:榎本 樹⇒なし?
参考:http://www.jfa.jp/documents/pdf/basic/intermediary/transaction_2019.pdf
・日本人クライアントはJSPが占めているが助っ人は過去5年間でJSMが握っている。
・支払額がJ1レベル
・結局ジャエル(Jael)のエージェントって誰なん?
日本人はJSP、外国人はJSM
]https://www.japansportspromotion.co.jp/agent/partner02.html
松本山雅でもクライアント数が断然に多い「JSP(ジャパン・スポーツ・プロモーション)」。
大手である故、在籍しているエージェントが大勢いる。関西クラブを除くと相当在籍人数は比較的多い。
2021年1月時点で中美 慶哉が契約満了により退団が決定し、鈴木 雄斗はJSPと親交が深いジュビロ磐田への完全移籍するが何れも選手もセレッソ大阪等でプレイしていた「(20-041)西澤 明訓」のクライアントであるのは偶然なのか?
どちらにせよ日本全国にJSPクライアントがJクラブに在籍しているので必要とあらば他から連れてくるだろう。
一方でHPでは外国人仲介に関して一切明記されていない「JSM(ジャパン・スポーツ・マーケティング)」。サンフレッチェ広島等でブラジル人を移籍させたりと多くのJクラブ側仲介を行っている。
どこかのJクラブに移籍すると言われているLeandro Pereira
事務所は「NG Soocer」、代理人は「Neto Genovez」であるhttps://t.co/RfHDchx3IIつい
この間Jクラブと親交ある代理人たちが打ち合わせに向かっている
この写真が最終調整だったのかもしれない#jleague #Jリーグ pic.twitter.com/azaulSc94i— jun jun@im not agent (@junjunjun351) December 30, 2018
松本山雅に関しては特に取引数が多いことから数年間で深い関係になっているのではないかと考察する。それが具体的に分かりやすいデータが↓のグラフを見れば納得してくれるだろう。
報酬額がJ1レベル
2015年:0円2016年:20,746,340円(J2)
(姜 信男⇒ゴ ドンミン “選手契約に関する交渉”)
(姜 信男⇒ヨ ソンヘ “選手契約に関する交渉”)
(梶野 智⇒セルジーニョ “選手契約に関する交渉”)
(今井 祐介⇒パウリーニョ “選手契約に関する交渉”)
(今井 祐介⇒ジエゴ “選手契約に関する交渉”)2017年:14,226,440円(J2)
(Kang Sinnam⇒JO Jin-Woo “選手契約に関する交渉”)
(梶野 智⇒セルジーニョ “選手契約に関する交渉”)
(今井 祐介⇒パウリーニョ “選手契約に関する交渉”)
(Umeoka Fernando Masayoshi⇒Davi José Silva do Nascimento “選手契約に関する交渉”)2018年:23,026,430円(J1)
(梶野 智⇒セルジーニョ “選手契約に関する交渉”)
(今井 祐介⇒パウリーニョ “選手契約に関する交渉”)
(今井 祐介⇒エドゥアルド “選手契約に関する交渉”)
(今井 祐介⇒レアンドロ ペレイラ “選手契約に関する交渉”)2019年:14,163,600円(J2)
(今井 祐介⇒Álvaro Rodrigues “選手契約に関する交渉”)
(石田 博行⇒イズマ “選手契約の交渉” 計2回)
(石田 博行⇒アウグスト “選手契約の交渉”)
黄色マーカーで見るとおり、16年度から「(20-042)今井 祐介」が仲介の大半を占めている。選手も「Kuniy & W. Sports」所属のクライアントであり、このタッグはサッカー関係者ではお馴染みでしょう。
注目はクラブ側がエージェントに報酬として支払う金額が約1000万円越えである。特にJ2で戦っていた16年度に関しては2000万円と高額をたたき出している。V・ファーレン長崎のように大口スポンサーが「セイコーエプソン株式会社」が付いているから支払うことが可能なのか?もしくは選手、エージェント側が高い報酬額を要求していたからなのか?
変化があるとすれば清水エスパルスから多額な報酬を受け取っているとされている「(20-170)石田 博行」が19年度から参入している。イズマ(Isma)の件でゴタゴタがあったので、そこらへんも彼が関わっているだろう。
松本山雅FCに移籍するブラジル人「Augusto César」
代理人は鹿島「Juan Alano」等を担当している
「AGN Football」の「Matheus Assaf」https://t.co/NPkswhY7Gs練習参加させたのも彼なのだろうな#yamagafc #松本山雅FC pic.twitter.com/FeCAUkZn4P
— jun jun@im not agent (@junjunjun351) January 30, 2020
誰がジャエルを松本山雅FCに連れてきたの?
FC東京から期限付き移籍という形で加入した大型ブラジル人「ジャエル(Jael)」。J2でプレイすることで復活を望んでみたもののベンチ外が多く、結果的に14試合出場し1ゴールという残念なシーズンを送ってしまっている。
柏レイソルがオファー?したと言われているブラジル人「Jael(£720k)」https://t.co/kdCT8ezl3j
所属している事務所はブラジル系「HWS Grupo」であるhttps://t.co/3OF3y9IoEH
が
情報によると過去ジュリアーノ・ミネイロを入団させた代理人らしいので
ここではなく別であるとのこと #reysol pic.twitter.com/yHJZHLOQx9— jun jun@im not agent (@junjunjun351) June 7, 2018
結局ジャエルはどういった経緯で松本山雅にたどり着いたのか?そもそもFC東京へ連れてきたのは
ヴェルディ川崎でプレイしていたブラジル人”エンブー”こと「(20-116)Bernardes Sergio」がクラブ側仲介を通して交渉している。だがエンブーに関して情報が少なすぎて、これ以上分からなかった。
またジャエルが所属している事務所が「HWS Grupo」だったことまでは掴んでいるがインスタをのぞいてみると彼についてコメントが一切語っていない。両者契約を解消しているのか、ただ単にコメントを忘れられているだけなのか?
結局ジャエルのエージェントって誰?という結論に至ったのさあww。
強化体制について
強化担当にはアルティスタ浅間の強化アドバイザーを務めている「柿本倫明」がいるが今回はクラブのアンバサダーでありながらスカウトという名目?でブラジルへ飛んでいる「鐡戸裕史」についてフォーカスする。
まず19年に「(20-170)石田 博行」?とともにブラジルにてJリーグ関係者と面識がある「Renato David」と会食している(日本人留学生の受け入れに積極的であるParaná Soccer Technical Center “PSTC”関係者とも)。
あれ?
松本山雅関係者(Tetsuto?)が(19-170)石田博行と
そのパートナーPSTC「Renato David」と会食していた模様写真を見る限り
日本では無さそうだがイズマエルについての打ち合わせかしらね?#jleague #yamagafc #松本山雅FC pic.twitter.com/sKSxDXFV2X
— jun jun@im not agent (@junjunjun351) October 23, 2019
別の写真では浦和レッズのレオナルド等をマネジメントしている「BBM Sports」スタッフとともにとあるレストランらしきところで食事をしている。松本山雅以外にも獲得案件があったのだろうか?
おやおや?
京都レナン・モッタ等が在籍している
「BBM Sports」の代理人「Paulo Affonso」が現地で日本人と一緒みたいだね
誰かな?石田博行かな?あとはJ関係者だな? #jleague #Jリーグ pic.twitter.com/2PUT5VPJzL
— jun jun@im not agent (@junjunjun351) November 6, 2019
現在コロナ影響下なので↑のようにエージェントとともに現地調査は非常に難しい状況である故、落ち着くまで「Wyscout」等を駆使して選手を探すこととなるだろう。
J1昇格に向けて
2020年12月あたりから契約満了、他チームへの移籍等が発表されると同時に新たな戦力を探す為、既に動き出している松本山雅。
特にFW陣が手薄になる一方で横浜FC所属で昨年は大宮アルディージャでプレイしていた戸島章を獲得に成功したのは大きい。
https://www.yamaga-fc.com/archives/229997
あとは金沢に期限付き移籍していたブラジル人ルカオ(LUCAO)以外の即戦力級助っ人がもう一人欲しいところ。ただコロナなので2年前みたいにブラジルへの赴くのが非常に困難なので、どうにか現戦力で戦い抜くしかなさそうだが………..。
~~終わり~~
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