クラブとエージェントとの関係性(鹿島アントラーズ/2020冬編)

クラブとエージェントとの関係性

Jリーグオリジナル10として常にタイトルを総なめしてきた名門「鹿島アントラーズ」。

リーグ制覇8回、ルバン(前ナビスコ)カップ優勝6回、天皇杯優勝5回等を輝かしい結果を残しているのは誰もが認める名門チーム。それはチーム創設メンバーの一人Zicoの教えである「ジーコ・スピリット」を受け継いでいるからと言われている。

そのスピリットはエージェント(代理人)にも影響しているか?

それを検証する為に今回は「鹿島アントラーズ」に所属している選手のエージェントについて解剖した。するとまた他クラブには事情が見えてきたので御紹介していくぅぅぅぅぅぅぅぅぅ。

上限2人 ✖ 2016年、2017年度 ✖ 戸田和幸

監督:Antônio Carlos Zago⇒Hugo Garcia Martorell? ※ADM Esporte
コーチ:相馬 直樹⇒小林 博 or 田村 信之 or 今井 祐介 or 姜 榮 ※JSM

GK:權 純泰⇒Branko Hucika?(CRO)/西真田 佳典 ※クラブ側仲介
GK:曽ヶ端 準⇒なし?
GK:沖 悠哉⇒段家 卓也 or 藤田 邦広 ※UDN
GK:山田 大樹⇒なし?

DF:⇒奥出 真士(JPN) ※R4SE
DF:奈良 竜樹⇒田邊 伸明(JPN) ※JEB
DF:町田 浩樹⇒富永 雄輔(JPN) ※BASE Soccer Agency /かつて田邊 伸明が担当
DF:関川 郁万⇒本田 弘幸(JPN) ※Heroe
DF:杉岡 大暉⇒なし?
DF:永戸 勝也⇒段家 卓也(JPN) ※UDN
DF:山本 脩斗熊崎 厚夫(JPN) ※JSP
DF:広瀬 陸斗⇒岡 雅人(JPN) ※Sorriso
DF:伊東 幸敏⇒宮本 行宏(JPN) ※フットステージ
DF:小泉 慶⇒本田 弘幸(JPN) ※Heroe “選手契約に関する交渉” 計2回)
DF:常本 佳吾⇒なし?

MF:舩橋 佑⇒なし?
MF:三竿 健斗⇒秋山 祐輔(JPN) ※SARCLE
MF:永木 亮太⇒柳田 佑介(JPN) ※グロボル・フットビズ・コンサルティング
MF:Léo Silva⇒Candido Neto(BRA)等/西真田 佳典 ※クラブ側仲介
MF:名古 新太郎⇒Alexandre Aki?(BRA) ※AKI&DESIDERIO SPORTS
MF:Juan Alano⇒Matheus Assaf(BRA) ※AGN Football
MF:荒木 遼太郎⇒富永 雄輔?(JPN) ※BASE Soccer Agency
MF:松村 優太⇒なし?
MF:和泉 竜司⇒宮本 行宏(JPN) ※フットステージ

FW:土居 聖真⇒奥出 真士(JPN) ※R4SE
FW:白崎 凌兵⇒西澤 明訓(JPN) ※JSP
FW:遠藤 康⇒新井場 徹(JPN) ※TODER
FW:Everaldo⇒Flávio Viana(BRA) ※Kiraht Sports
FW:伊藤 翔⇒? /18年度に吉見 潤がクラブ側仲介を担当
FW:上田 綺世⇒秋山 祐輔(JPN) ※SARCLE
FW:染野 唯月⇒遠藤 貴(JPN) ※ユニバーサルスポーツジャパン

参考:http://www.jfa.jp/documents/pdf/basic/intermediary/transaction_2019.pdf

各エージェントのクライアント数が多くて2人に設定されている?
過去5年間を西真田 佳典がクラブ側仲介を担当。
他クライアントにはフローラン・ダバディ等が在籍している。

癒着対策?

これまでJクラブに所属している選手に付いているエージェントについて総括に調べてみたがガンバ大阪や浦和レッズのように癒着と疑われてしまうくらいの異常なクライアント数を占めていたことは分かってきた。

鹿島アントラーズの場合、2020年夏に引退した内田篤人の特例等を除けば各エージェントにつきクライアント数は多くて2人までと上限を設けているようだ。

改めてまとめてみると

~~UDN~~
・沖 悠哉
・永戸 勝也

~~R4SE~~
・犬飼 智也
・土居 聖真

~~BASE Soccer Agency~~
・町田 浩樹
・荒木 遼太郎

~~SARCLE~~
・三竿 健斗
・上田 綺世
※内田 篤人(2020年夏に引退)

~~Heroe~~
・関川 郁万
・小泉 慶

~~JSP~~
・山本 脩斗
・白崎 凌兵

~~フットステージ~~
・伊東 幸敏
・和泉 竜司

鹿島はJリーグ創成期からジーコ・スピリットを継承しているので、こういった決まり事?が誕生したのか?今シーズンで曽ヶ端引退、山本、名古の退団が決定しているので来年の補強にもエージェント側は気を遣いながらフロントに駆け寄っているかもしれない。

 

殆ど西真田が牛耳るクラブ側仲介

2015年:3,520,000円
(李 信昊⇒HWANG SEOK HO “選手契約に関する交渉”)

2016年:79,944,150円
(西真田 佳典⇒Leo Silva “選手契約及び移籍合意に関する交渉” 相手:アルビレックス新潟)
(西真田 佳典⇒kwoun suntae “選手契約及び移籍合意に関する交渉” 相手:全北現代FC)
(西真田 佳典⇒Pedro Bispo Moreira Júnior “選手契約に関する交渉”)
(西真田 佳典⇒Leandro “選手契約及び移籍合意に関する交渉” 相手:SE Palmeiras)

2017年:78,822,340円
(西真田 佳典⇒Leandro “選手契約及び移籍合意に関する交渉” 相手:SE Palmeiras)
(西真田 佳典⇒Leo Silva “選手契約に関する交渉”)
(西真田 佳典⇒Pedro Bispo Moreira Júnior “選手契約に関する交渉”)
(西真田 佳典⇒kwoun suntae “選手契約に関する交渉”)
(秋山 祐輔⇒内田 篤人 “選手契約に関する交渉”)
(Panagopoulos Constantin Teodoro⇒金崎 夢生 “選手契約に関する交渉”)

2018年:26,680,000円
(吉見 潤⇒伊藤 翔 “選手契約に関する交渉)
(西真田 佳典⇒Leandro “選手契約に関する交渉”)
(西真田 佳典⇒Leo Silva “選手契約に関する交渉”)
(西真田 佳典⇒kwoun suntae “選手契約に関する交渉”)

2019年:19,112,760
(西真田 佳典⇒kwoun suntae “選手契約の交渉”)
(西真田 佳典⇒Leo Silva “選手契約に関する交渉”)

 

参考:http://www.jfa.jp/football_family/intermediary/

選手側仲介と違い、こちらは偏りが半端ない。毎年ブラジル人に関してJSPの「(20-046)西真田 佳典」が過去5年間において報酬は約1億円以上となっている。

2016年、2017年に関して異様な金額が目についてしまう。共通しているのはLeandro(レアンドロ)の2016年の期限付き移籍と2017年の完全移籍。何れも違約金は発表されていないことから少なくとも1億円以上は掛かったと推測する(噂によるとレンタルの際は3600万円とも)。

もう一つ気になるのはPedro Júnior(ペドロ ジュニオール)に関する交渉だ。彼の場合、直接事務所と結んでいる数が少なくとも2つ確認されている。一つはブラジル系「Jair Sports」、もう一つが彼の兄?「Erivaldo Soares Gomes」が経営している「Pedro Junior Sports」。

一概には言えないが、そういったブラジル系事務所側が要求した手数料が異様な金額だった可能性がある。

 

あの実力解説者の姿も………….

株式会社SORRISO|ソリーゾ藤田俊哉 | 朝原宣治 | フローラン・ダバディ | 戸田和幸 | 市川大祐 | 森上亜希子 | 明神智和 | 広瀬陸斗 | 小暮大器 | ジミー・ヴィコ | ピエール アンブロワーズ ボス
藤田俊哉 | 朝原宣治 | フローラン・ダバディ | 戸田和幸 | 市川大祐 | 森上亜希子 | 明神智和 | 広瀬陸斗 | 小暮大器 | ジミー・ヴィコ | ピエール アンブロワーズ ボス | 株式会社Sorrisoは アスリート・文化人・団体のマネージメント業務及びエージェント業務 スポーツ大会、イベント、TV番...

あまり聞いたことがない事務所と思われるがメンツは何ともすげえ奴らが在籍している。例えば元日本代表で現在は冷静な試合分析と解説で有名な「戸田和幸(業務提携)」や元日本代表監督トルシエ通訳を担当した「フローラン・ダバディ」等とホントは芸能事務所じゃないかくらいのクライアントが揃っている。

現役アスリートは現在愛媛FCでプレイする「小暮大器(18年度まで梶野 智が担当)」のみ。追加は2020年は広瀬 陸斗のみだが今後は縁があればクライアントを増やしていくかもしれない。

 

強化体制について

強化部長に聞く。アントラーズが「勝負強く」あるために、植えつけたもの |BEST TiMES(ベストタイムズ)
Jリーグでもっともタイトルを獲得したチーム、それが鹿島アントラーズだ。その数19。常勝軍団はいかにして作られたか。20年にわたりアントラーズの強化部長をつとめ、初の著書「血を繋ぐ」(幻冬)を上梓した鈴木満氏に聞く、組織の在り方、リーダーの在り方。

1996年強化責任者に就任して以降、ジーコ・スピリット継承になくてはならない存在となっている「鈴木満」。約20年間続けており、交渉の殆どに携わっている。鹿島がJ2に降格しないのも鈴木氏の手腕が大きい。

問題を敢えて取り上げると鈴木氏の後継者だ。年齢を考慮するとそろそろ交代する時が来ている。候補者の噂が一切流れてこないのもフロントもまだ鈴木氏の強化担当をお願いする方向なのだろうか?
どちらにせよ、その時はやってくる。

来季に向けて

鹿島アントラーズ 売上高と業績推移のグラフで財務諸表の内訳を比較分析 2020
数字のみの財務諸表をグラフに変換。売上、利益、総資産、内部留保を同じ縮尺で並べて、かんたんに決算を確認できます。 茨城県鹿嶋市に本拠地を置くJリーグクラブ、鹿島アントラーズFC、業績の推移や財務を紹介。

11月からブラジル「Santos」でプレイするMF「Diego Pituca」獲得を画策していたが違約金等で折り合いが合わず、交渉が決裂していたと報道された。

Diego Pituca critica o Santos após negociação frustrada e pede respeito e consideração
Volante do Peixe havia recebido proposta do Kashima Antlers, do Japão, mas demora do clube brasileiro atrapalhou negociação

代わりの選手としてブラジル「Club Athletico Paranaense」でプレイするMF「Wellington」を狙っている噂がある。少なくとも来シーズン補強のポイントして中盤にテコ入れを行いたいと考えているのだろう。

とはいえ仮に獲得できたとしても現在の日本入国が新型コロナウイルス亜種により2021年1月末まで一時停止すると政府から発表されている。実質チーム合流は2月末となる。またブラジル帰国しているZago等も同様である(てか全員ブラジルに帰っている?)

そういった問題を踏まえながら来シーズンに向けて準備しているだろう。

~~終わり~~

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