昨シーズン、悔しくもJ2降格が決まり新たに再スタートを切った「ジュビロ磐田」。
監督も引き続きスペイン人「Fernando Jubero(フベロ)」の続投を決定させたが成績不振を理由に解任。前途多難な出来事が続いている。
いったい何が原因なのか?
ということで今回は磐田の選手と契約しているエージェント(代理人)を解剖していく~~。
JSP ✖ 友情 ✖ フットステージ
監督:鈴木 政一⇒なし
GK:志村 滉⇒武井 択也(JPN) ※イマージェント
GK:八田 直樹⇒高木 泰裕(JPN) ※JSP
GK:三浦 龍輝⇒松浦 修也(JPN) ※プレイヤーズファースト
GK:杉本 大地⇒佐久間 清次(JPN) ※eAMADF:山本 義道⇒久米 宏典(JPN) ※フットステージ
DF:Juan Forlín⇒? ※Proneo Sports
DF:大武 峻⇒西真田 佳典(JPN) ※JSP
DF:大井 健太郎⇒吉見 潤(JPN) ※ジェイプランニング
DF:中川 創⇒奥出 真士(JPN) ※R4SE
DF:鈴木 海音⇒なし?
DF:藤田 義明⇒小林 博(JPN) ※JSM
DF:森岡 陸⇒なし?
DF:舩木 翔⇒段家 卓也(JPN) ※UDN
DF:宮崎 智彦⇒宮本 行宏(JPN) ※フットステージ
DF:小川 大貴⇒田邊 伸明(JPN) ※JEB
DF:櫻内 渚⇒宮本 行宏(JPN) ※フットステージ
DF:石田 崚真⇒野村 豊幸(JPN) ※エースポーツクリエイションMF:Fozil Musaev⇒Tomasz Drankowski or 平澤 智仁 ※Foot Link
MF:伊藤 洋輝⇒遠藤 貴(JPN) ※ユニバーサルスポーツジャパン
MF:今野 泰幸⇒西真田 佳典(JPN) ※JSP
MF:上原 力也⇒武井 択也(JPN) ※イマージェント
MF:山田 大記⇒佃 ロベルト(JPN) ※スポーツコンサルティングジャパン
MF:松本 昌也⇒高木 泰裕(JPN) ※JSP
MF:山本 康裕⇒吉見 潤(JPN) ※ジェイプランニング
MF:針谷 岳晃⇒大野 祐介(JPN) ※アスリートプラス
MF:遠藤 保仁⇒西真田 佳典(JPN) ※JSP
MF:清田 奈央弥⇒なし?
MF:大森 晃太郎⇒西真田 佳典(JPN) ※JSP
MF:Lulinha⇒?※フェルナンド梅岡説あり/クラブ側仲介なし
MF:藤川 虎太朗⇒中澤 聡太(JPN) ※JSPFW:吉長 真優⇒なし?
FW:小川 航基⇒藤田 邦広(JPN) ※UDN
FW:Lukian⇒? ※Marcio Bittencourt Sports ※クラブ側仲介なし
FW:中野 誠也⇒野村 ダン(関根 圭祐?)(JPN) ※Athlete Solution
FW:三木 直土⇒なし?参考:http://www.jfa.jp/documents/pdf/basic/intermediary/transaction_2019.pdf
・ガンバ大阪同様JSPの影響が大きい
・2019年度のクラブ側仲介は1選手のみ
・他事務所と引けを取らない大手フットステージ
果たして遠藤保仁加入は偶然だったのか?
ガンバ大阪編でも紹介したがJSPは全国のJクラブにクライアントが存在する大手事務所であり、「(20-046 西真田 佳典」中心に選手の代わりにクラブと契約交渉、外国助っ人獲得等のサポートしている。
今季の補強で大きな目玉はやはりG大阪レジェンド「遠藤保仁」を3ヶ月限定の期限付き移籍にて加入しかないだろう。買取オプションはないとのこと。確かに遠藤のパス技術と経験は必ずチームにプラスに働くのは間違いない。
でも移籍報道を確認したとき
あれ?大久保嘉人の時と同じじゃないか?
彼の場合、長年付き合いあったJEBから現在のJSPに変更した最初の移籍だった。誰もが衝撃ニュースに驚いたのではないだろうか?
2019年度では今野 泰幸が途中シーズンにて加入している(選手契約は何故か2回交渉)のも同様である。
しかも遠藤を含んで担当しているエージェントは「西真田佳典」氏というのは偶然なのだろうか?それとも仕組まれた必然だったのだろうか?謎は深まるばかり。
脆くも砕けた友情
2015年:18,402,440円(稲川朝弘⇒アダイウトン:移籍合意に関する交渉のみ)
2016年:0円
2017年:0円
2018円:0円
2019円:10,330,900円参考:http://www.jfa.jp/football_family/intermediary/
取引情報の公表⇒登録選手/加盟クラブが支払った2015年度~2019年度の仲介人報酬(PDF)
↑2019年度(~2020年7月)は現時点のメンバーで交渉されていない。つまり、もう退団しているという意味を指す。それは誰かお分かりだろうか?
そう素性問題でクラブ退団した「エベシリオ ロレンゾ リロイ(Lorenzo Leroy Ebecilio)」である。
資料によると「(20-055) 高木 泰裕」が相手方クラブに対して”移籍合意及び選手契約の交渉“を実施している。発生金額も約1000千万円と他J1クラブと比べて安価である。
またロレンゾの代理人がかつて大宮アルディージャ等でプレイしていたセルビア人「Dragan Mrđa(ドラゴン ムルジャ)」と言われている。因みに現役時代は高木氏がムルジャを仲介している。いわば旧友と言える。
※右の人物は「高木 泰裕」だろうか?
結局この友情が深まったと思いきや度重なるクラブの秩序風紀を著しく乱す行為等といった素性行為によりクラブを退団している。
代表選手を取り揃える大手事務所
昨シーズン、横浜Fマリノス優勝に大きく貢献した「仲川 輝人」や将来の日本代表になる才能を秘めている若手等、幅広くクライアントが在籍している。
現在エージェントは4名所属している。
・「(20-004) 久米 宏典」
・「(20-024) 宮本 行宏」 ※代表取締役
・「(20-054) 吉﨑 博文」
・「(20-312 飯田 正吾」計4名
マネジメント面では中途採用等でサポートするHR(HUMAN RESOURCES)事業等を展開する「株式会社ジールコミュニケーションズ」と提携を開始したり、メディアパートナーとして「片上 千恵」を迎え入れたりと選手のセカンドキャリアに力を入れている。
数多くのクオリティ高い
J選手が在籍している「フットステージ」この度
メディアパートナーとしてメディアトレーナーとしてご活躍している
「片上千恵」と提携を結んだ模様https://t.co/Vr5oRNNKC0最近増えてるね、こういったケース
他の代理人も計画中なんかな?#jleague #Jリーグ pic.twitter.com/T4bP5hZcAF— jun jun@im not agent (@junjunjun351) August 28, 2020
将来的にマネジメント会社はこういった流れにシフトしていくのだろうか?
強化体制について
2019年12月に磐田、新潟等で監督経験のある「鈴木政一」が強化本部長、元OB選手「鈴木秀人」が強化部長に就任。
前監督のJuberoに関して彼らが招集を決めたと思われる。
因みに遠藤獲得に関して Juberoが拒否していた為、見送っていたが成績不振の機に解任に踏み切ったキッカケに交渉を開始したとある。
神戸と同じようにフロントの責任を負わされての監督就任は、何か気の毒。
2020年シーズンをどう乗り越えるか?
J2順位が16位(25試合消化時点)と昇格は絶望的である。そうなってくると来シーズン以降をどう動くかで未来は変わってくる。
だがコロナ影響下で各Jクラブ経営に大打撃を食らっている。
磐田は元々データで見る限りコロナ前から売上が下降している。スタジアム入場制限は徐々に回復しているが黒字に戻せるかは、まだ時間が掛かりそうだ。
また鈴木監督は来シーズンも指揮するのか?そこらへんのプランが見えないのは不安材料だ。
2020年シーズンはまだ続く。
~~終わり~~
コメント
[…] 「Marcio Bittencourt Sports」にはジュビロ磐田「Lulinha(ルリーニャ)」やレノファ山口「Iury(イウリ)」等、毎年クライアントを日本に送り込んだりとJリーグ事情を知り尽くしていると言っても過言ではない。 […]
[…] 2021年1月時点で中美 慶哉が契約満了により退団が決定し、鈴木 雄斗はJSPと親交が深いジュビロ磐田への完全移籍するが何れも選手もセレッソ大阪等でプレイしていた「(20-041)西澤 明訓」のクライアントであるのは偶然なのか? […]
[…] 保仁のジュビロ磐田移籍等といったビックディールを起こしている(二人共「(20-046) 西真田 […]