数日前、突如ビックなニュースが飛び出してきた。
ヴィッセル神戸が
トルコ「Beşiktaş(ベジクタシュ)」のセルビア代表「Adem Ljajic(アデム リャイッチ)」に対して獲得オファーしたという。
これはいったいどういうことなのか?
という事で
今回は「Adem Ljajic」についての彼のエージェント(代理人)も含めて解説していく~~。
エージェントは意外のポルトガル人
セルビア「FK Partizan Belgrade」ユースで育ったLjajicは2010年へ「ACF Fiorentina」移籍を皮切りにキャリアの大半をイタリアで過ごす。また歴代U世代にも選出されA代表キャップ数は45試合、9ゴールを記録している。
ただ当時「ACF Fiorentina」監督だった「Delio Rossi」と試合中に口論になったりスペイン代表との親善試合で国歌斉唱を歌わなかったりと少し問題あるところがある。
それでも「Besiktas JK」では19/20シーズンは終盤コロナウイルスに感染したりと完治に専念しているが5ゴール6アシストを記録している。
そんな彼と契約している事務所はTransfermarktによると最近ドイツ「Bayern Munich」へ移籍した「Leroy Sané」等が在籍しているセルビア系「Lian Sports」と明記されている。
しかし所属しているエージェントが多すぎて、誰がLjajicが担当しているのかが分からないので例によってトルコサッカー協会HPへ飛んで「仲介人取引一覧」で確認してみると
参考:https://www.tff.org/Resources/TFF/Documents/TFF/Futbol-Menajerleri/2018-19/TRANSACTIONLIST.PDF
↑で確認すると「Pedro Alberto Barbosa Pereira」が担当していることが判明した。
名前を参考に調べてみると彼がポルトガル人でイングランド名門「Nottingham Forest FC」にてディレクターを務めていた過去を持つ人物であることまで書かれていた。
現在は「Lian Sports」にてスポーツディレクターとして活動している。
念のため他の情報を探ってみるとスペインサッカー協会HPの仲介人リストにも同じ名前で登録している。
参考:https://www.rfef.es/pedro-alberto-barbosa-pereira
フルネームで別の人物である可能性はなくはないが所属している事務所(Empresa)が別であることが気になる点である。また拠点がダブリンと明記されている。個人でも仲介業で行っているのか?
さらに落とし込んで調べるとフランスサッカー協会HPの仲介人関連にも同じ名前が載っている。
参考:https://www.fff.fr/la-fff/agents-sportifs-fff/liste-contrats-prestataires
↑彼がどんな選手を仲介しているという資料なのだが
- Antonin Bobichon
- Ellyes Skhiri(現:ドイツ「1. FC Köln」)
が「Lian Sports」のクライアント選手であることが確認することが出来る。
このように少なくとも2つの国での仲介人リストに登録しているエージェントであることが分かった。
既に具体的なオファーが届いているとか
本題である「Ljajicがヴィッセル神戸に加入するのか?」ということである。
トルコ情報サイト「fotomac」によると神戸側が既に300万€(日本円で5億円?)のオファーを「Beşiktaş」側に提出しているという。Ljajicを2019年イタリア「Trino」から650万€で獲得しているので了承を得るにはなかなか難しい局面である。
まずLjajic自身が感染してしまったコロナが完全に落ち着いているか?
そもそも何故ポドルスキと同じトルコでプレイしているストライカー獲得を考えたのだろうか?
現時点ではブラジル人ドゥグラスが結果を残しており外国籍が既に5人と満席である。まさか、その誰かが退団するというのだろうか?
そもそも三浦SDはLjajicに関して、どれくらい把握しているのだろうか? また置いてけぼりなのか?
疑問は尽きないが、いずれ答えは出てくるだろう。
そうだよね?「Pedro Alberto Barbosa Pereira」。
~~終わり~~
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