2020年7月突如、横浜Fマリノスで在籍していた「遠藤渓太」がドイツ「1. FC Union Berlin」移籍する話しが浮上し数日後公式ツイッターから期限付き加入が発表された。
一方、東京ヴェルディ「藤本寛也」がポルトガル「Gil Vicente」行きがスポーツ紙に掲載され話題になった。問題なければ実現は時間の問題である。
今回は「遠藤渓太」と「藤本寛也」のエージェント(代理人)について追求しながら移籍裏を探っていきたい。
遠藤渓太⇒「(16-080) 奥出 真士」 ※SARCLE のちに独立
2010年からジュニアユースに入団し、横浜Fマリノス一筋で育った遠藤。
16年にプロ契約を結び、コンスタンスに出場しながら経験値を積んでいく。
19年には念願のJ1優勝を成し遂げ遠藤自身は33試合に出場、7ゴール9アシストを記録。
その活躍もあり日本代表として「AFF E-1サッカー選手権」にて。中国、韓国戦に出場を果たす。
20年、冒頭にも書いたようにドイツ「1. FC Union Berlin」への期限付き移籍し現在に至る。
遠藤のエージェントは小野、内田等の代表クラスが在籍している「SARCLE」所属のエージェント
「奥出真士」である。遠藤との関係は4年前、つまりプロ契約した時期からの付き合いとある。
http://www.jfa.jp/documents/pdf/basic/intermediary/transaction_2016.pdf
どんな経歴を持っているかは不明だが遠藤の他にも未来の日本代表をマネジメントしている。
・秋山大地 ※モンテディオ山形
・山田康太 ※水戸ホーリーホック
・土居聖真 ※鹿島アントラーズ
・大南拓磨 ※柏レイソル
・オナイウ 阿道 ※横浜Fマリノス等等
参考:http://www.jfa.jp/documents/pdf/basic/intermediary/transaction_2019.pdf
最近の動きとしては2020年に入って奥出氏は「SARCLE」から独立し
「R4SE(アールフォーシー)」を設立している。「SARCLE」創立者である「(20-079)秋山 祐輔」との仲が拗れたとは考えにくい。
ではドイツ移籍をサポートした現地エージェントは存在するのか?
インスタで探してみると香川真司をマネジメントしたこともある「Thomas Kroth」率いる
「PRO PROFIL GMBH」が関与していることが判明。
事務所の誰が仲介を担当したのかは写真を見る限りは分からないが
関係書類を調印する写真は貴重である。
過去「SARCLE」選手も「PRO PROFIL GMBH」にお世話になっている。遠藤の適性を見定めた結果、「1. FC Union Berlin」に決まったのだろうか?
藤本寛也⇒「(19-055)高木 泰裕」/「(20-059)富永 雄輔」
藤本寛也も遠藤と似たような境遇で2012年、東京ヴェルディのジュニアユース入団。
17年に東京ヴェルディトップチームに2種登録し18年に念願のプロ契約を果たす。
日本U20代表にも招集され国際試合にも出場するなど将来渇望された選手として成長する。
この時期に担当していたエージェントが「JSP」所属「高木 泰裕」が担当している。
http://www.jfa.jp/documents/pdf/basic/intermediary/transaction_2018.pdf
高木氏はJリーガーのマネジメントだけでなくブラジル、韓国などからクラブ側仲介という形で選手を連れてくる実績を持つ謎に包まれている人物である。
だが藤本は彼との契約をたった一年で破棄し現在の「富永雄輔」に乗り換えている。
http://www.jfa.jp/documents/pdf/basic/intermediary/transaction_2019.pdf
ポルトガル「Gil Vicente 」へ期限付きしてしまう
「藤本寛也」代理人は去年あたりに
吉田等が在籍している「BASE Soccer Agency」に入閣した
「(20-059) 富永 雄輔 」であるhttps://t.co/eZaOAUpiaIどうして
このタイミングなのよ~~~#verdy #東京ヴェルディ #POR #Gilvicente pic.twitter.com/9kI124h3lB— jun jun@im not agent (@junjunjun351) July 29, 2020
富永氏は「進学塾VAMOS」代表として経営する傍らサッカー選手をマネジメントしていたのだが
2019年から誰からの誘いだったのか吉田麻也が在籍する世界的有名な「Base Soccer Agency」メンバーチームとして入閣。ガンバ大阪に「Markel Susaeta」移籍に関与した人物の一人とされている。
G大阪に加入する「Markel Susaeta」
今回の移籍は代理人「(19-059)富永 雄輔」がクラブ側として交渉しF・トーレスの移籍に関わった「Base Soccer Agency」がスサエタを
連れてきたような格好のようだ
Base側には「Joel Pannick(吉田麻也等を担当)」と「Federico Massai」が
担当 #gamba #ガンバ大阪 pic.twitter.com/fCFXsnlEAR— jun jun@im not agent (@junjunjun351) September 9, 2019
※仲介取引一覧2019にはSusaetaについて明記されていないのは何故なのだろうか?
現時点の情報ではポルトガル「Gil Vicente」へ移籍する話が浮上している。
「Base Soccer Agency」自体クライアント選手をポルトガルクラブへ仲介した実績があるので藤本の件も同じように行ってもらう可能性がある。
どこまで進んでいるかは不明だが答えはもうじき判明するだろう。
~~終わり~~
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