クラブとエージェントとの関係性(サガン鳥栖/2020秋編)

クラブとエージェントとの関係性

2018年、あの元スペイン代表「Fernando Torres」がサガン鳥栖に電撃入団と世界的にも知名度を上げたサガン鳥栖。一方で債務超過に苦しむ時期が続き、今年(2020)ついに20億円を突破した。

にも関わらず2020年トレードという形でGKとしてゴールを守っていた「高丘陽平」は横浜Fマリノスへ。代わりに韓国人GK「朴一圭(パク イルギュ)」が鳥栖へとやってきた。どこか余裕を感じるは私だけだろうか?

というわけで
そんな疑問を一つでも払拭するためサガン鳥栖に在籍している選手のエージェント(代理人)を徹底的に調べたので御紹介していく~~~~~~~~~。

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ODOROKI ✖ 小野 裕二 ✖ 中国コネクション

監督:金明輝⇒秋山 祐輔 or 宮川 悟 or 堤 俊輔 ※SARCLE

GK:朴一圭(パク イルギュ)⇒石田 博行(JPN) ※ODOROKI
GK:守田 達弥⇒坂井 充隆(JPN) ※ジェイピーコンサルティング
GK:金珉浩(キム ミンホ)⇒? /首藤 雄介(JPN) ※クラブ側仲介
GK:松本 大輔⇒なし?

DF:Eduardo⇒Sandro Wienhage or Alexander Kuniy ※KUNIY & W. SPORTS
DF:朴正洙(パク ジョンス)⇒?
DF:宮 大樹⇒松浦 修也(JPN) ※プレイヤーズファースト
DF:岩下 敬輔⇒西真田 佳典(JPN) ※JSP
DF:内田 裕斗⇒奥出 真士(JPN) ※R4SE
DF:大畑 歩夢⇒石田 博行(JPN) ※ODOROKI
DF:中野 伸哉⇒なし?
DF:原 輝綺⇒本田 弘幸(JPN) ※Heroe
DF:小林 祐三⇒? ※16年度まで遠藤貴が担当
DF:王嘉楠⇒Chu Ge Son(KOR) ※K1POWER
DF:森下 龍矢⇒なし?

MF:高橋 秀人⇒西真田 佳典(JPN) ※JSP
MF:高橋 義希⇒吉見 潤(JPN) ※ジェイプランニング
MF:原川 力⇒佐久間 清次(JPN) ※eAMA
MF:松岡 大起⇒石田 博行(JPN) ※ODOROKI
MF:樋口 雄太⇒宮本 行宏(JPN) ※フットステージ
MF:梁 勇基(リャン ヨンギ)⇒熊崎 厚夫(JPN) ※JSP
MF:小屋松 知哉⇒中村 大志(JPN) ※BALLONDOR JAPAN
MF:安庸佑(アン ヨンウ)⇒? /西真田 佳典 ※クラブ側仲介
MF:相良 竜之介⇒なし?
MF:本田 風智⇒石田 博行(JPN) ※ODOROKI

FW:Tiago Alves⇒? Elenko Sports/石田 博行(JPN) ※クラブ側仲介なし
FW:湯澤 洋介⇒小島 卓(JPN) ※Mundo Rico
FW:金森 健志⇒秋山 祐輔(JPN) ※SARCLE
FW:兒玉 澪王斗⇒なし?
FW:Renzo López⇒? ※URUFUTBOL /中村 大志?
FW:豊田 陽平⇒なし?
FW:趙 東建(チョ ドンゴン)⇒? /西真田 佳典 ※18年度クラブ仲介
FW:石井 快征⇒なし?
FW:林 大地⇒秋山 祐輔 or 宮川 悟 or 堤 俊輔 ※SARCLE

参考:http://www.jfa.jp/documents/pdf/basic/intermediary/transaction_2019.pdf

近年「石田博行」の台頭が目立つ
韓国系仲介はJSP
練習参加から鳥栖に訪れている中国コネクションを持つ韓国人?

鳥栖でもODOROKI!!

株式会社ODOROKI - 日本から世界へ「オドロキ」を。必ず。
選手と共に様々な「世界」を驚かす。プロスポーツ選手のマネジメントカンパニーである株式会社ODOROKIは、選手と共にスポーツを通じて様々な世界に「オドロキ」を提供します。

清水エスパルス編では外国人の2/3がクライアントであることが判明したが鳥栖では松岡、本田等といった若手をマネジメントしている。

2018年度と比べると石田氏と契約している鳥栖選手は一人もいない。19年度から上記若手2人とトレードという形で入団した朴一圭、そして同じタイミングでマネジメント契約締結を発表した大畑。

加えて獲得ルートは不明だがTiago Alvesの石田氏が管理しているのでクライアントが実質鳥栖に5人在籍していることになる。欧州サッカークラブでもなかなかない現象である。

 

 加入初年度は高額?

2015年:2,400,000円(イ ヨンジュン⇒キム ミンヒョク:”選手契約に関する交渉”)
2016年:29,780,000円(西真田 佳典⇒趙 東建/的地 酉⇒小野 裕二:”選手契約に関する交渉”)
2017年:0円
2018円:2,100,000円(西真田 佳典⇒趙 東建:”選手契約に関する交渉”)
2019円:3,300,000円(西真田 佳典⇒安 庸佑/首藤 雄介⇒金 珉浩:”選手契約の交渉”)

参考:http://www.jfa.jp/football_family/intermediary/
取引情報の公表⇒登録選手/加盟クラブが支払った2015年度~2019年度の仲介人報酬(PDF)

昔から韓国系選手が数年おきに鳥栖に入団することから”JSP”の影響力は健在である。

報酬金額を見てみると韓国系は他国と比べて数万円で手頃。ただ2016年ばかりは何故か約3000千万円発生している。詳細には趙 東建と小野 裕二に関する交渉の2件によるもの。趙分は次の年も行われてる交渉金額が210百万円なので小野の分を差し引いて、ざあっと約2700千万円前後支払ったのではないか?

このシーズンは小野裕二が初めてベルギー「STVV」と双方合意による契約解除のフリーから鳥栖に加入した時期である。断定はできないが国外からの加入は日本人関係なしにクラブ側仲介でないとならないのか?あるいはただ単に的地氏の要望報酬金額が高いだけなのか?

中国にコネクションを持つ韓国人

2019年11月頃に謎の練習生がいるという情報が舞い込んできた。

のちに彼が王嘉楠であり、妙な髪型がトレードマークである崔 康熙(チェ・ガンヒ)の中国「天津天海足球倶楽部」への仲介を行ったとされるエージェント「Chu Ge Son」が連れてきたのが判明する。

どうやらJSPのラスボス西真田氏とのパートナーらしく、過去に鳥栖だけでなく京都サンガ練習場にも訪れている。そんな中、紹介してもらったのか鳥栖社長「竹原稔」との2ショットが残っている。

こういった接待がプラスに働き、ついに王嘉楠の鳥栖加入に繋がっている。こういった営業も勉強になるといえばなる……….。

現在の強化体制

2016年に行われた「サポーターズミーティング」にて長年強化部長としてチームを支えてきた「永井隆幸」が辞任したりとゴタゴタしている。

2020年サポーターとの意見交換会で永井氏が強化部長に復帰していることが確認されている。

【鳥栖】強化部スタッフがサポーターと意見交換会「社長を信じ一丸で戦う」 - スポーツ報知
 昨年度に20億円超の赤字を計上するなど経営難に陥っている鳥栖が4日、強化部スタッフによるサポーターとの意見交換会をオンラインで開催。クラブからは永井隆幸強化部長(47)らが出席した。

社長である「竹原稔」の行動にも指摘すると実は上記のエージェントだけでなく
某JFAエージェントの紹介で、わざわざタイに飛び某事務所本部に訪れている。

結局ここのクライアント選手を獲得することはなかった。

また某スタッフが世界中のサッカー関係者が集まる「Wyscout」が主催する2018「Wyscout Forum」に参加していることも確認されている(去年は大宮アルディージャのみ)。

のちのフェルナンド・トーレス等獲得はここから始まったのだろうか?

今後の補強プランはあるのか?(その前に債務超過を!!)

サガン鳥栖 売上/利益/業績推移の決算グラフで経営分析 2024
数字のみの財務諸表をグラフに変換。売上、利益、総資産、内部留保を同じ縮尺で並べて、かんたんに決算を確認できます。佐賀県鳥栖市に本拠地を置くJリーグクラブ、サガン鳥栖、業績の推移や財務を紹介。

報道にもあった通り、現在鳥栖の債務は約20億円に到達した。リンク先のデータから見ても数字的にもヤバイ。このままだとJクラブライセンスを剥奪されてしまう状況だ。コロナの影響下で先が全く予測できないので経営はさらに悪化の道を辿っている。

だが朴一圭のトレードでの獲得はどこか余裕があるように感じる。まだ切り札があるのだろうか?
とにかく一刻も早く債務超過に対してメスを入れて欲しい。

~~終わり~~

追加情報(10/28)

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