アルビレックス新潟は優れたスカウトが在籍しているといわれ「Leo Silva(レオ シルバ)」や「Leonardo(レオナルド)」等、数多くのブラジルを獲得しチームに貢献、他クラブへステップアップしていくといった育成クラブである。
今季はスペイン人監督「Albert Puig(アルベルト・プッチ)」を招集し新たなステップを踏んだように見えたがあの不祥事が全てを一変させた。
新潟に何が起こっているのか?
というわけで今回はアルビレックス新潟に所属している判明している全選手のエージェント(代理人)を調べ上げたので少しでも疑問が晴れるように進めていく~~~。
UDN ✖ スペイン ✖ 元Jリーガー
監督:Albert Puig⇒なし?
GK:大谷 幸輝⇒秋山 祐輔(JPN) ※SARCLE
GK:小島 亨介⇒藤田 邦広(JPN) ※UDN
GK:藤田 和輝⇒田邊 伸明?(JPN) ※JEB
GK:阿部 航斗⇒なし?DF:丸山 嵩大⇒なし?
DF:畑添 隼人⇒なし?
DF:Mauro dos Santos⇒Ruben Alejandro Bouza?(ARG?)/秋葉 陽一 ※クラブ側仲介
DF:田上 大地⇒植木 竜介(JPN) ※MYYK
DF:舞行龍 ジェームズ⇒宮田 正志(JPN) ※マサコーポレーション
DF:堀米 悠斗⇒新井場 徹(JPN) ※TODER
DF:荻原 拓也⇒藤田 邦広(JPN) ※UDN
DF:早川 史哉⇒藤田 邦広(JPN) ※UDN
DF:新井 直人⇒田邊 伸明(JPN) ※JEB
DF:大本 祐槻⇒高木 泰裕(JPN) ※JSPMF:小田 奏⇒なし?
MF:島田 譲⇒秋葉 陽一(JPN) ※F-E-T
MF:Gonzalo González⇒? ※VIDA 11 CONSULTING GMBH & CO. KG
MF:福田 晃斗⇒吉見 潤(JPN) ※ジェイプランニング
MF:ロメロ フランク⇒武井 択也(JPN) ※イマージェント
MF:森 俊介⇒? ※18年度まで”梶野 智”氏が担当
MF:高木 善朗⇒秋山 祐輔(JPN) ※SARCLE
MF:本間 至恩⇒?
MF:三戸 舜介⇒?
MF:Silvinho⇒? ※ELENKO SPORTS /AKIDESIDERIO Sports との共同仲介FW:渡邉 新太⇒石川 大徳(JPN) ※スポーツ・ソリューション
FW:中島 元彦⇒西澤 明訓(JPN) ※JSP
FW:田中 達也⇒秋山 祐輔(JPN) ※SARCLE
FW:チョン テセ⇒? ※清水時代は西真田 佳典がクラブ側仲介
FW:矢村 健⇒藤田 邦広?(JPN) ※UDN参考:http://www.jfa.jp/documents/pdf/basic/intermediary/transaction_2019.pdf
・UDNナンバー2が早川等をマネジメント
・クラブ側仲介取引は一度のみ。
・元水戸、横浜FCでプレイしていた元Jリーガー
元FC東京スタッフからエージェントへ
かつてFC東京事業部に所属していた「(20-194)藤田 邦広」だが、どんなキッカケでエージェントになろうと決心したのかは不明。現在は「(20-134)段家 卓也」とともに日本のみならず海外にも範囲を広げている。
新潟では急性白血病から見事な復活を遂げた「早川 史哉」や「荻原 拓也」等を担当し選手の代わりに交渉を行っている。
現在、藤田氏が担当している選手を整理すると
・井手口 陽介 ※ガンバ大阪
・阿部 拓馬 ※FC琉球
・小川 航基 ※水戸ホーリホック
・水沼 宏太 ※横浜Fマリノス
・戸嶋 祥郎 ※柏レイソルなどなど
参考:http://www.jfa.jp/documents/pdf/basic/intermediary/transaction_2019.pdf
井手口のドイツ時代頃から担当しているので海外経験を持っている藤田氏。
次はどんなニュースで彼の活躍を見かけるだろうか?
レンタル移籍でも少し高価な取引
今季の新潟は珍しく「Mauro dos Santos(マウロ・ドス・サントス)」等といったスペイン系を何人か補強している。その中でMauroのみがエージェント経由で獲得が確認されている。
2015年:5,891,025円(高木 泰裕⇒林 裕煥:”選手契約に関する交渉” 計2回)
2016年:0円
2017年:0円
2018円:2,676,625円(西真田 佳典⇒宋 株熏:”選手契約に関する交渉”)
2019円:4,071,590円(“移籍合意の交渉”)参考:http://www.jfa.jp/football_family/intermediary/
取引情報の公表⇒登録選手/加盟クラブが支払った2015年度~2019年度の仲介人報酬(PDF)
15年と18年は所属している韓国人を”JSP”メンバーにお任せしていた格好だ。金額も数百万円とJ1クラブと比べて比較的安めに抑えている。
Mauroの場合、スペイン「CD Tenerife(テネリフェ)」からの期限付きでの加入。恐らく監督「Albert Puig」からの獲得リクエストに応えたことによるものと思われる。
ただ完全移籍のオプションをもし行使するとなるとさらに金額が上がる可能性が高い。しかもコロナ影響でスタジアムでの入場料等が前年より落ちているので、そこまでの余裕はないはず。
元ユースからエージェントの世界へ
元浦和レッズユース出身で元Jリーガー「(20-048) 秋葉 陽一」。現役時代は横浜FC、水戸でプレイし、元々関心のあったエージェントをセカンドキャリアとして選択した。因みに元J選手でエージェント試験に合格した最初の人物である。
表舞台に殆ど現れることはないが所有している選手は皆クオリティ高い精鋭ばかりだ。
・白井 康介 ※北海道コンサドーレ札幌
・関 憲太郎 ※ベガルタ仙台
・菊地 俊介 ※大宮アルディージャ
・柳澤 亘 ※FC岐阜
・松本 怜大 ※モンテディオ山形などなど
参考:http://www.jfa.jp/documents/pdf/basic/intermediary/transaction_2019.pdf
実績という観点からスペイン人を連れてきたのは今後のキャリアにプラスとして働くだろう。
強化体制について
2020年4月、長年強化部として新潟に多大な貢献をしてくれた「神田 勝夫」が強化部長を退任。後任にゼネラルマネージャーだった「玉乃淳」を兼務することが発表された。
今季のスペイン人加入にはリーガ経験のある玉乃氏推薦があったと思われる。
だが神田氏退任以降での、あの不祥事を考えると人それぞれの影響力は考え深いものである。
今後の信頼を取り戻す為に
2020年10月、衝撃なニュースが飛び込んだ。所属選手だった「Fábio」と「Pedro Manzi」が飲酒運転をしたとして同選手を臨時取締役会にて契約解除にすると発表された。
また代表取締役社長である「是永大輔」には減俸100%、ゼネラルマネージャー兼強化部長の「玉乃淳」には譴責という処分を受けている
2選手に関して加入時は資料上、JFAエージェントを利用していないがチームは来季以降、信頼を取り戻す努力をしなければならない。
しかしPedro Manziはどこかのメディアにてインドでまたプレイしたという情報が流れている。信ぴょう性は不明だが獲得する時点で彼の性格が分かっていたのでは?
アルビレックス新潟に飲酒運転で
解雇された「Pedro Manzi」再びインドでプレイしたいと
メディアに答えているという切り替え速いな#albirex #アルビレックス新潟 pic.twitter.com/00I6zYdtGn
— jun jun@im not agent (@junjunjun351) October 21, 2020
こういった背景があるので選手補強よりも現代社会への信頼回復に全力を注いで欲しい。
~~終わり~~
コメント
[…] 面白いのが別の移籍関連だがFlavioが現役時代、アルビレックス新潟やFC岐阜等でプレイした「岩崎陽平」とパートナー関係であること。 […]