クラブとエージェントとの関係性(徳島ヴォルティス/21年編)

クラブとエージェントとの関係性2021

今、徳島ヴォルティスは窮地に立たされている。

リカルド・ロドリゲスの後任として「ダニエル ポヤトス(Dani Poyatos)」が就任するものの、厳しい日程によるターンオーバー制が上手くいかず、順位は降格圏内の一歩手前の16位についている。

一方で新たな選手獲得やスタッフ就任について調べると徳島特有の独自コネクションやエージェントの動向等といった意外な一面が見られたのが判明した。昨年のと読み比べながら変化を楽しんで見て頂きたい。

クラブとエージェントとの関係性(徳島ヴォルティス/2020冬編)
J1昇格目前に迫っている徳島ヴォルティスだが監督でRicardo Rodríguez(リカルド・ロドリゲス)の去就が不透明な状況。 一部報道では浦和レッズ新監督就任決定的とも言われている中、我々サッカーファンはどう受け止めればいいのか...
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JSP/アスリートプラス × 外国人 × 志水 和司

監督:Dani Poyatos⇒? ※MRH Football Agency
ユースコーチ:倉貫 一毅⇒? ※SARCLE
通訳:志水 和司

GK:上福元 直人⇒大野 祐介(JPN)※アスリートプラス
GK:長谷川 徹⇒なし?
GK:松澤 香輝⇒小林 博(JPN) ※JSM
GK:後東 尚輝⇒なし?

DF:吹ヶ 徳喜⇒久米 宏典(JPN) ※フットステージ
DF:森 昂大⇒なし?
DF:Cacá⇒Bruno Bello Vicintin(BRA) ※Dunkirk Sports
DF:内田 航平⇒大野 祐介(JPN)※アスリートプラス
DF:福岡 将太⇒佐久間 清次(JPN) ※eAMA
DF:Dusan Cvetinovic⇒Laughton Dominic(ENG) ※現在JFA仲介人リストから抹消
DF:鈴木 大誠⇒武井 択也(JPN) ※イマージェント
DF:石井 秀典⇒なし?
DF:秋山 拓也⇒鈴木 規郎(JPN) ※By players
DF:安部 崇士⇒なし?
DF:奥田 雄大⇒宮本 行宏(JPN) ※フットステージ
DF:Diego⇒Sandro Wienhage or Alexander Kuniy ※クラブ側仲介なし
DF:田向 泰輝⇒遠藤 貴(JPN) ※ユニバーサルスポーツジャパン

MF:大森 博⇒なし?
MF:Cristian Battocchio⇒? /LEE Jin woong?
MF:藤田 譲瑠 チマ⇒藤田 邦広(JPN) ※UDN
MF:鈴木 徳真⇒段家 卓也(JPN) ※UDN
MF:小西 雄大⇒小田原 匡(JPN) ※JSP
MF:岩尾 憲⇒? ※19年度まで宮本 行宏が担当
MF:岸本 武流⇒大野 祐介(JPN)※アスリートプラス
MF:藤田 征也⇒熊崎 厚夫(JPN)※JSP
MF:西谷 和希⇒武井 択也(JPN) ※イマージェント
MF:渡井 理己⇒小田原 匡(JPN) ※JSP
MF:杉森 考起⇒稲川 朝弘(JPN) ※スポーツ・ソリューション
MF:浜下 瑛⇒植木 竜介(JPN) ※MYYK
MF:川上 エドオジョン 智慧⇒斉藤 順(JPN) ※Production9

FW:西野 太陽⇒? ※JSP
FW:宮代 大聖⇒佃 ロベルト(JPN) ※スポーツコンサルティングジャパン
FW:垣田 裕暉⇒鈴木 秀和(JPN) ※アスリートプラス
FW:藤原 志龍⇒小田原 匡(JPN) ※JSP
FW:河田 篤秀⇒秋山 祐輔(JPN) ※SARCLE
FW:佐藤 晃大⇒高木 泰裕(JPN) ※JSP
FW:鈴木 輪太朗イブラヒーム⇒的地 酉(JPN) ※シンプレ

赤文字:新加入
青文字:退団

参考:http://www.jfa.jp/football_family/intermediary/

昨年度と同じJSPとアスリートプラスが台頭している。
今年もクラブ側仲介が行われていない。
通訳に就任したのは元エージェント

現状維持のJSPと女性選手に注入するアスリートプラス

PARTNER:J1 | FOOTBALL PLAYER'S AGENT
株式会社ジャパン・スポーツ・プロモーションは、スポーツを愛する一人一人のサポートをはじめ、スポーツ界全体の発展に貢献する企業を目指しております。サッカー選手エージェント、サッカー・フットサル大会の企画運営、サッカー・フットサル遠征・合宿手配、を主な業務としております。

関西クラブ中心にクライアントが集中している大手「ジャパン スポーツ プロモーション(JSP)」。新たな動きとすれば若手である「西野 太陽」と「藤原 志龍」2人をクライアント入りさせている。エージェントが増えている昨今のサッカー界で将来性ある選手と契約させることが難しい中、見事成功させていることは流石というべきか。

ATHLETEPLUS - ATHLETES
アスリートプラスはスポーツエージェントとして、アスリート・チーム・スポーツ界の価値を高めるプラス アルファを提供します。

クライアント数は少し劣るが徳島との関係はより重要視される「アスリートプラス」。

近年は他エージェント同様、クライアント数を増やす傾向があり、女性選手にも注入している。ノジマステラ神奈川相模原」に加入したナイジェリア女子代表「サンデイ ロペス(Sunday Lopez)」も弊社が手がけた選手だ。ただスペイン色に舵を切っている徳島にとっては現時点ではアフリカ系選手が数人加入する可能性は低そうだ。

 

JFAエージェントに頼らない獲得網

2015年:3,225,730円
(西真田 佳典⇒ALEX Antonio De Melo Santos “選手契約に関する交渉”)
(本田 弘幸⇒金 京中 “選手契約に関する交渉”)

2016年:2,376,000円
(田邊 伸明⇒金 鐘必 “選手契約に関する交渉”)

2017年:0円

2018年:0円

2019年:0円

2020年:0円

参考:http://www.jfa.jp/football_family/intermediary/

他Jクラブと違い、徳島は独自コネクションを構築しており、そこから質の高い選手を獲得している。仲介人制度開始以降、クラブ側仲介で獲得したのは3人のみで、それ以外は直接事務所に報酬を支払っているとみられる。

アルゼンチン人「クリスティアン・バトッキオ(Cristian Battocchio)」は当時特定の事務所に所属しておらず、謎の韓国人「LEE Jinwoong」というエージェント?が関与したとされる。彼はエージェントでフランスにコネクションを持っているが少なく、どこのスタッフなのか等不明。

結局バトッキオはホームシックが理由で双方合意の上、契約解除にてチームを退団、メキシコ「UNAMプーマス(Pumas de la UNAM)」へ移籍。確定ではないがJFAエージェント「(21-294)小林 徹」と面識があるらしく、食事している写真が確認されている。

ブラジル名門クルゼイロ出身で約1.3億円で獲得したセンターバック「カカ(Cacá)」。所属している事務所の「Dunkirk Sports」のBruno Bello Vicintin」によると徳島との契約期間は4年。またカカは弊社との契約を延長したとのこと。インスタグラムで動画として残されている。

 

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監督の隣に元エージェント

21年からスペイン語通訳として就任した「志水 和司。ジローナFC、マジョルカのトップチームでの通訳を歴任しているが、それは10年前の話しで直近まではエージェントとして活動していた。自身の会社「エンセンデル」を持ち、スペイン遠征、クリニック事業を展開しながら選手マネジメントも行っていた。

株式会社ENCENDER(エンセンデル)|スペイン遠征&合宿コーディネート・サッカースペイン語通訳・サッカープロ選手エージェント業務
学生からプロ選手まで、世界を目指すサッカー選手の育成&マネージメントプログラムを提供する株式会社ENCENDER(エンセンデル)。スペインサッカー遠征&留学コーディネート、サッカークリニック開催、通訳&コーチング、プロ選手のエージェント業務などの事業展開を行う。

過去には「嶋田 慎太郎」や「上村 周平」、昨年までは「坂本 広大」と契約していたが自身のスペインでのキャリアを活かせるような実績を残せていない。

スペイン語に長けた通訳が多くいる中で何故志水氏が選ばれたのかは不明だが、もしかしたらポヤトスを監督に推薦したのは彼かもしれない。

残留争いを乗り越える為に

J1リーグ第32節で残留争いの大一番である横浜FCと対戦したが5-3と惜敗してしまい、勝ち点29と降格圏内である17位の湘南ベルマーレとの差が僅か1と迫っている。

もし降格が決まれば主力選手の放出は免れず、チーム再編成を余儀なくされる。これを回避するためにも、残りの試合を全て勝利しなければならない。

どうなるか?

~~終わり~~

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