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クラブとエージェントとの関係性(北海道コンサドーレ札幌/2022年編)

毎シーズンの残留争いの中、ペドロビッチ監督指導の元で日本代表レベルまでに成長する若手を輩出する「北海道コンサドーレ札幌」。

昨年と比べるとチーム内のエージェント事情が著しく変化していることが判明しているので↓の記事と確認していただけると嬉しい。

クラブとエージェントとの関係性(北海道コンサドーレ札幌/21年編)
チーム得点の原動力だったブラジル人「アンデルソン ロペス(Anderson Lopes)」退団以降、なかなか苦しい状況が続いている。エージェント(代理人)の動きはリーグ開幕前から活発で、それが今後の成績に左右することになるだろう。てなわけで...
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元スカウト × ブラジル × ナイジェリア

監督:Michael Petrovic⇒Robert Cibej(SVN)/遠藤 貴

GK:菅野 孝憲⇒遠藤 貴(JPN) ※ユニバーサルスポーツジャパン
GK:松原 修平⇒野村 豊幸(JPN) ※エースポーツクリエイション
GK:大谷幸輝⇒秋山 祐輔(JPN)※SARCLE
GK:中野 小次郎⇒田邊 伸明(JPN) ※JEB

DF:西野 奨太⇒なし?
DF:福森 晃斗⇒田邊 伸明(JPN) ※JEB
DF:田中 駿汰⇒田邊 伸明(JPN) ※JEB
DF:岡村 大八⇒飯田 正吾(JPN) ※フットステージ
DF:中村 桐耶⇒吉見 潤(JPN) ※ジェイ プランニング
DF:西 大伍⇒本田 弘幸(JPN) ※Heroe

MF:佐々木 奏太⇒なし?
MF:高嶺 朋樹⇒小島 卓(JPN) ※Mundo Rico/DOUBLE DIAMOND SPORTS/NProfile
MF:深井一希⇒秋山 祐輔(JPN) ※SARCLE
MF:井川 空⇒? ※イマージェント
MF:宮澤 裕樹⇒田邊 伸明(JPN) ※JEB
MF:荒野 拓馬⇒遠藤 貴(JPN) ※ユニバーサルスポーツジャパン 18年度まで添田 貢広
MF:藤村 怜⇒?
MF:Lucas Fernandes⇒Eduardo Uram(BRA) /稲川 朝弘 クラブ側仲介
MF:菅 大輝⇒高木 泰裕(JPN) ※JSP
MF:田中 宏武⇒なし?
MF:Gabriel Xavier⇒Junior Pedroso?(BRA)/稲川 朝弘 ※4COMM クラブ側仲介
MF:駒井 善成⇒的地 酉(JPN) ※シンプレ
MF:Supachok Sarachat⇒Panithan Masvanich(THA) ※LEQUIPE 365
MF:青木 亮太⇒本田 弘幸(JPN) ※Heroe
MF:檀崎 竜孔小島 卓(JPN) ※Mundo Rico/DOUBLE DIAMOND SPORTS/NProfile
MF:小野伸二⇒秋山 祐輔(JPN)※SARCLE

FW:佐藤 陽成⇒なし?
FW:金子 拓郎⇒小島 卓(JPN) ※Mundo Rico/DOUBLE DIAMOND SPORTS/NProfile
FW:興梠 慎三⇒石倉 勇(JPN) ※Creative2
FW:小柏 剛⇒小島 卓(JPN) ※Mundo Rico/DOUBLE DIAMOND SPORTS/NProfile
FW:Milan Tucic⇒? ※CONNECT MANAGEMENT/遠藤 貴 クラブ側仲介
FW:Douglas⇒? ※GT Sports/稲川 朝弘 クラブ側仲介
FW:中島 大嘉⇒? ※JSP

新加入:赤文字
退団:青文字

参考:http://www.jfa.jp/football_family/intermediary/

欧州、アフリカ系エージェントとの繋がりを強化している元京都チーフスカウト。
20年度より若干報酬額が上昇。
アフリカ系選手を扱うスペインのエージェント会社

元京都サンガのスカウト

クラブ前社長「野々村 芳和」在籍中から数々のクライアントが移籍を繰り返すほど親密な関係を気づいている「ジェブ・エンターテインメント」。元日本代表「稲本 潤一」もここの所属だ。23年に獲得した選手を見渡してみるとジェブのクライアントがいるか↓で閲覧すると分かるはずだ。

株式会社ジェブエンターテイメント|JEB ENTERTAINMENT co.,ltd.
フットボーラーの総合マネジメントサービス。プロダクション業務、エージェント業務、財務管理・税務補助業務、他。

一方、過去に某選手のブラジル留学等を手掛け、近年どういうわけか欧州とのパイプ強化にも推進している「(22-235)小島 卓」。「檀崎 竜孔」のスコットランド「マザーウェル(Motherwell)」移籍の際も一緒に同行しており、同クラブのCEO「Alan Burrows」との写真が残されている。かなり親密そうだ。

さらに日本国内でスペインのマネジメント会社との提携を発表するなど、欧州のパイプ強化を推し進めている。こちらの経緯については不明だが知人の紹介だろうか?いずれにせよ近い将来小島氏のクライアントから欧州移籍のサポートで関わってくることが予想される。

「Mundo Rico」のクライアント一覧(2023年版)

・重廣 卓也 ※名古屋グランパス
・福井 悠人 ※カマタマーレ讃岐
・上原 牧人 ※FC琉球
・檀崎 竜孔 ※Motherwell
・内田 瑞己 ※町田ゼルビア
・荻原 拓也 ※浦和レッズ
・小屋松 知哉 ※柏レイソル
・高嶺 朋樹 ※柏レイソル
・小柏 剛 ※北海道コンサドーレ札幌
・金子 拓郎 ※北海道コンサドーレ札幌
・佐藤 凌我 ※アビスパ福岡

参考:https://www.instagram.com/mundo_rico_inc/

ブラジル人路線の理由

2015年:2,072,100円
(小林 博⇒IRFAN “選手契約に関する交渉”)
(趙成文⇒Gu Sung-Yun “選手契約に関する交渉”)

2016年:15,782,188円
(趙成文⇒Gu Sung-Yun “選手契約に関する交渉”)
(趙成文⇒キム ミンテ “選手契約に関する交渉”)
(Umeoka Fernando Masayoshi⇒Diego Macedo “選手契約に関する交渉”)
(Umeoka Fernando Masayoshi⇒Júlio “選手契約に関する交渉”)
(Umeoka Fernando Masayoshi⇒Jonathan Jackson de Lima Reis “選手契約に関する交渉”)
(Umeoka Fernando Masayoshi⇒Luis Paulo da Silva “選手契約に関する交渉”)

2017年:21,977,530円
(田邊伸明⇒ジェイ ボスロイド “選手契約に関する交渉” 計2回)
(趙成文⇒Gu Sung-Yun “選手契約に関する交渉”)
(趙成文⇒キム ミンテ “選手契約に関する交渉”)
(添田 貢広⇒チャナティップ ソングラシン “選手契約に関する交渉” 計2回)

2018年:68,139,964円
(木元 匡⇒岩崎 悠人 “移籍合意に関する交渉”)
(稲川 朝弘⇒LUCAS FERNANDES “移籍合意及び選手契約に関する交渉” 相手Fluminense FC)
(稲川 朝弘⇒ANDERSON LOPES “移籍合意及び選手契約に関する交渉” 相手Tombense FC)
(秋山 祐輔⇒チャナティップ ソングラシン “選手契約に関する交渉”)
(田邊伸明⇒ジェイ ボスロイド “選手契約に関する交渉”)
(趙成文⇒Gu Sung-Yun “選手契約に関する交渉”)
(趙成文⇒キム ミンテ “選手契約に関する交渉”)

2019年:31,680,040円
(稲川 朝弘⇒ANDERSON LOPES “選手契約に関する交渉”)
(稲川 朝弘⇒LUCAS FERNANDES “移籍合意及び選手契約に関する交渉” 相手Fluminense FC)
(稲川 朝弘⇒Douglas “移籍合意及び選手契約に関する交渉” 相手NAVEGANTES)
(秋山 祐輔⇒チャナティップ ソングラシン “選手契約に関する交渉”)
(田邊伸明⇒ジェイ ボスロイド “選手契約に関する交渉”)
(趙成文⇒Gu Sung-Yun “選手契約に関する交渉”)
(趙成文⇒キム ミンテ “選手契約に関する交渉”)
(Nonsrichai Thritthi⇒Kawin Thamsatchanan “移籍合意及び選手契約の交渉” 相OH Leuven)

2020年:12,246,490円
(稲川 朝弘⇒Douglas Oliveira “移籍合意及び選手契約の交渉” 相手先:NAVEGANTES)
(稲川 朝弘⇒LUCAS FERNANDES “選手契約の交渉”)
(稲川 朝弘⇒ANDERSON LOPES “選手契約の交渉”)

2021年:19,290,417円
(稲川 朝弘⇒Douglas Oliveira “選手契約の交渉”)
(稲川 朝弘⇒LUCAS FERNANDES “選手契約の交渉”)
(稲川 朝弘⇒Gabriel Augusto Xavier “選手契約の交渉”)
(遠藤 貴⇒ミラン トゥチッチ “選手契約の交渉”)

参考:http://www.jfa.jp/football_family/intermediary/

18年1月、元名古屋グランパス強化部長「竹林 京介」就任以降、数々のブラジル人をJクラブに送り込んでいる「(22-064)稲川 朝弘」からの仲介取引が増えている現状でこの関係がクラブ内で続く限り、今後の外国人獲得に関わってくると思われる。

株式会社スポーツ ソリューション インターナショナル|Sports Solution INT'L Inc.
プロサッカー選手の代理人業務をメインとした株式会社スポーツ・ソリューション インターナショナルのウェブサイトです。数多くの選手が所属し活躍をしています。

一方で22年夏に加入したベルギー人「ミラン トゥチッチ(Milan Tucic)」に関しては、イングランドFA認定のエージェントでもある「(22-068)遠藤 貴」がクラブ側として仲介したことが判明している。事務所HPでも確認することが出来る。

PLAYERS LIST | ユニバーサルスポーツジャパン-Universal Sports Japan-/サッカー選手を代理人としてサポート
ユニバーサルスポーツジャパンではサッカープレーヤーの権利が最大限守られるよう、選手代理人としてプレーヤーをトータル的にサポート致します。

直接、コンサドーレに関係はないがブラジル人「ドゥグラズ オリベイラ(Douglas Oliveira)」は事務所を川崎「レアンドロ・ダミアン」が在籍している「Prattes Planejamento(Prattes Group)」に変更している。

アフリカに近いスペイン人エージェント

スペインのカディスに拠点を構える「Nprofiles」。23年2月に小島氏の「Mundo」社との業務提携が発表された。契約しているクライアントは主にスペイン人を扱っておらず、ナイジェリア人のみ所属しており、世界的にも珍しい。

創立者である「Nacho López」と「Javi López」について、実績や彼らの生い立ち等について不明な点が多く、なぜスペイン人選手がクライアントに所属しないのか?元プロ選手で弊社スカウトとして活動しているナイジェリア人「Dominic Chatto」の影響があるかもしれないが、それ以外は謎のままである。

またクラブが21年にナイジェリア人「ガブリエル・オケチュク(Gabriel Okechukwu)」を獲得した経緯があることから今夏以降にクラブはアフリカ人を補強する可能性があるかもしれないが事務所側からの売り込みも考えられるので、現実味は薄い。

23年に向かって

北海道コンサドーレ札幌 売上/利益/業績推移の決算グラフで経営分析 2023
数字のみの財務諸表をグラフに変換。売上、利益、総資産、内部留保を同じ縮尺で並べて、かんたんに決算を確認できます。北海道札幌市に本拠地を置くJリーグクラブ、北海道コンサドーレ札幌、業績の推移や財務を紹介。

昨年度に続いて当期純利益1,900万円を赤字計上。コロナ隔離が落ち着いてきたことでスタジアム入場料収入等が回復してきたとはいえ、まだまだ予断を許さない状況に変わりはない。ライセンス剥奪まではいかないが今後の経営運営改善を進めてほしいもの。

23年に入ってエージェントとクライアント契約した選手に関してはコンサドーレU18出身「井川 空(現:ファジアーノ岡山)」のみ。

今夏にかけてクライアント契約に関して、増えてくる傾向があるので常にチェックしておこう。

~~終わり~~

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