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リュウジ・ウトモはジュビロ磐田に加入するのか?

10月後半、インドネシア各メディアでジュビロ磐田がインドネシア代表「リュウジ ウトモ(Ryuji Utomo)」に興味を示しているとの報道が流れた。

Persija Bukan Tujuan Akhir, Ryuji Utomo Menuju Klub Calon Promosi J1 League Jubilo Iwata - Semua Halaman - Bolanas
Bek Persija Ryuji Utomo dilaporkan akan menuju Jubilo Iwata, klub yang pernah ia singgahi untuk trial pada 2014.

結果的に獲得できるか考察すると個人的には”微妙”と感じる。日本にルーツがリュウジだが彼の所属チーム事情、エージェント(代理人)等を踏まえると磐田でレギュラーになれる可能性は低いことが分かったからだ。

そういったことを簡単にまとめたのでご覧あれ。

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プレイスタイル

身長183cmで空中戦に強く、タックルも得意にしているインドネシア代表。低い位置での右足から放たれる早い縦パスはアジアでもトップレベルに感じさせる。センターバック(CB)を主戦場にしているがボランチ(DMF)もこなせる。

今季はマレーシア「Penang」でプレイし、リーグ戦第22節まで15試合に出場し、ベンチ外も含めて時間にして1194分を記録。Penangとの契約は1年間のレンタルだがオプションで延長することが可能とのこと。

エージェント、Budi Limintoとは?

主に母国インドネシア人中心にマネジメントしているが外国籍選手も扱っているエージェント。

Kisah Agen Pemain Gabriel Budi Liminto, Dijuluki "Mino Raiola Indonesia"
Ada juga yang menyebutnya "Jorge Mendes Indonesia". Kliennya termasuk pemain-pemain dengan kategori hebat di Indonesia.

サッカージャーナリストの界隈で「ミノライオラ インドネシア」や「ホルヘ メンデス インドネシア」と世界的に有名なエージェントの名前をもじって呼ばれている。

また近年ではバスケットボール選手の仲介も開始しており、より幅広い展開を広げている。

某Jクラブ事務所に訪れたことはあるが実際にクライアントを入団させた実績はない。当時について、詳しいコメントが残っていないが某強化担当のS(鈴木智樹)氏の姿が映りだしている。

もうお分かりですね。

一方、韓国ではインドネシア代表「Asnawi Mangkualam」を 安山グリナースFC(Ansan Greeners)を自由移籍で加入させることに成功している。

実績面で考慮するとやや韓国側(全南ドラゴンズ)に有利か?

磐田での可能性

では磐田に加入したとして、リュウジはどのような序列となるのか?

現在磐田は中盤を厚くした”3-4-2-1″を採用している。その中でリュウジは利き足が右で持ち前のカバー力を考慮して、右センターバック(RCB)での起用が適任。真ん中でのプレイもありだが日本語でのコーチング能力が要求されることから、どちらかと言えば”RCB”が落ち着くのではないか。

レギュラー陣である「大井 健太郎」「山本 義道」「伊藤 槙人」等からレギュラー奪取しなければならないが現時点で彼らの移籍の噂は浮上していないので、並大抵の努力では実現しないだろう。勿論、監督起用によっては序列は変わるが来シーズン以降も鈴木政一(現在体調不良)が指揮すると予想することからリーグ序盤はベンチで過ごすだろう。

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