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女性版トランスファー マーケット “サッカードンナ”とは?

サッカーファン、サポーターなら誰もが利用したことがあるドイツ発祥のデータベースHP「トランスファーマーケット(Transfermarkt)」。濃く細かい情報が網羅され、世界的プロサッカー関係者も愛用しているが、女性版の存在をご存知だろうか?

その名はサッカードンナ(Soccer Donna)。
※Donnaはイタリア語で貴婦人、マドンナという意味

https://www.soccerdonna.de/de/

近年、世界中で女性プロ化が加速し、日本では2021年9月に「WEリーグ」が開幕するなど、注目度が加速している。HP開設もここ最近で男性版ほどの使い勝手がいいとは言い難いが今後、必要不可欠なデータベースとなるのは間違いない。

ということで今回はサッカードンナについての概要について触れていく~~。

最新情報を抑えたい方はリンク先を張っておくのでは是非ご覧あれ~~~。

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サッカードンナとは?

男性版とどう違うのか?結論から述べると

開発は「Transfermarkt」と一緒の会社
使い方はほぼ一緒。ただ検索バーの場所が違い、対応言語もドイツ語のみ
各クラブ、選手情報等の詳しい情報はまだ乏しい。

製作しているのは「Transfermarkt」プラットフォームを手掛けたハンブルクに本社がある「Transfermarkt GmbH & Co. KG。ディレクターは本社設立から携わっている「マティアス・ザイデル(Matthias Seidel)」が担当。


※サッカードンナのトップページ。

見た感じ男性版と遜色ない仕上がり。現地ドイツのみならず、世界中のサッカー関連情報が記事として掲載されている。

だが対応言語がドイツ語のみ。しかも検索バーがやや小っちゃめで入力も打ちにくい。その点は許容範囲。Google chromeの翻訳機能等を使えば解消可能。

試しに”なでしこジャパン”を検索してみた。写真が岩渕真奈、長谷川唯等といった海外でプレイしている選手以外の大半が顔無し。男性版と違い所属クラブ、市場価値が一緒に表示されていないのが残念。


↑イタリア「ACミラン ウィメンズ(Milan Femminile)」でプレイしている「長谷川唯」のプロフィール。今シーズンのリーグ戦、国際試合のパフォーマンスデータは男性版と同様に掲載。

赤矢印は個人の詳細情報を表しており、日本語で”U17ワールドカップ2012″ゴールデンボール3位”とある。

他選手だと契約しているエージェント(代理人)について住所込みと様々。

例えばフランス「オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)でプレイしている熊谷 紗希の同僚であるノルウェー女子代表「アーダ ヘーゲルベルグ(Ada Hegerberg)」だと詳細情報に事務所らしき名前が掲載されている。

A&V Sports」とはアメリカに拠点を構えるマネジメント会社。彼女だけでなく数多くのトッププレイヤーがクライアントとして所属している。

日本ではセレッソ大阪堺レディース出身「宝田沙織」のアメリカ「ワシントン スピリット(Washington Spirit)」移籍に関する仲介に携わった。弊社の元Jクラブで働いたことのある某スタッフのコネクションで実現したのだろうか?

因みにスウェーデンでプレイしている「林 穂之香」も弊社にお世話になったようだ。

残念なのはトランスファーマーケットにあるエージェント事務所ページがまだ搭載されていない点。将来的に必要性があるし、誰が所属しているのか一目で分かるので是非ともお願いしたい。

※トランスファーマーケットでは↑写真のようにエージェント会社に誰がクライアントなのかまとめてくれている。

~~終わり~~

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