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クラブとエージェントとの関係性(モンテディオ山形/2021冬編)

約3年間指揮していた「木山 隆之」が退任し、「松本山雅FC」からトップチーム コーチを務めていた「石丸 清隆」を招聘し新たな船出だった20年シーズン。コロナにより多忙なスケジュールだったにも関わらず、ふたを開けると総合順位は7位と大健闘。

また強化部に元サッカーエージェント「渋澤 大介」が就任するといった変化の兆しも見えてきている。

今回の”エージェントとクラブとの関係性”シリーズは「モンテディオ山形」を特集。
全選手のエージェント、フロント等の概要についてまとめたのでご覧あれ~~~。

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SARCLE ✖ クラブ側仲介なし ✖ ジェイプランニング

監督:石丸 清隆⇒? ※ジャパン・スポーツ・マーケティング

GK:櫛引 政敏⇒秋山 祐輔(JPN) ※SARCLE
GK:藤嶋 栄介⇒? ※17年度まで吉﨑 博文が担当
GK:摂津 颯登⇒段家 卓也(JPN) ※UDN
GK:佐藤 昭大⇒馬淵 雄紀?(JPN) ※イマージェント
GK:Min Seong-jun⇒Park Jung-Min(KOR) ※LEECO SPORTS AGENCY クラブ側仲介なし
GK:伊藤 琉偉⇒なし?

DF:熊本 雄太⇒段家 卓也(JPN) ※UDN
DF:栗山 直樹⇒なし?
DF:半田 陸⇒なし?
DF:小野寺 健也⇒なし?
DF:松本 怜大⇒植木 竜介(JPN) ※MYYK
DF:小野田 将人⇒宮川 悟(JPN) ※SARCLE
DF:山田 拓巳⇒大野 祐介(JPN) ※アスリートプラス
DF:三鬼 海⇒柳田 佑介(JPN) ※グロボル・フットビズ・コンサルティング
DF:野田 裕喜⇒西澤 明訓(JPN) ※JSP

MF:廣岡 睦樹⇒なし?
MF:本田 拓也秋山 祐輔(JPN) ※SARCLE “選手契約に関する交渉”計2回
MF:小松 駿太⇒良藤 辰夫(JPN) ※Shuma
MF:中村 駿⇒坂井 充隆(JPN) ※ジェイピーコンサルティング
MF:岡崎 建哉⇒馬淵 雄紀 or 武井 択也 ※イマージェント
MF:渡辺 凌磨⇒大野 祐介(JPN) ※アスリートプラス
MF:末吉 塁⇒なし?
MF:中村 充孝⇒稲川 朝弘(JPN) ※スポーツ・ソリューション
MF:加藤 大樹⇒吉見 潤(JPN) ※ジェイプランニング
MF:北川 柊斗⇒段家 卓也(JPN) ※UDN
MF:宮本 駿晃⇒Maurizio Morana(ITA)
MF:松本 幹太⇒なし?
MF:前川 大河⇒新井場 徹(JPN) ※TODER

FW:高橋 潤哉⇒なし?
FW:阿部 要門⇒なし?
FW:山内 寛史小田原 匡(JPN) ※JSP
FW:山岸 祐也⇒遠藤 貴(JPN) “選手契約に関する交渉”計2回
FW:大槻 周平熊崎 厚夫(JPN) ※JSP
FW:Vinícius Araújo⇒Alexandre Aki(BRA) ※AKIDESIDERIO Sports クラブ側仲介なし
FW:南 秀仁⇒秋山 祐輔(JPN) ※SARCLE
FW:中村 駿太⇒遠藤 貴(JPN) ※ユニバーサルスポーツジャパン

参考:https://www.jfa.jp/documents/pdf/basic/intermediary/transaction_2019.pdf

3大勢力が引きめき合っている。
クラブ側仲介は5年間で行われていない。
塩谷等をマネジメントする人物。

 

台頭するSARCLE

チームの1/3のクライアント数を占める3社。

特にSARCLEとの関係は深いものである。前山形監督であるもここのクライアントであり、後ほど紹介するブラジル人獲得にも絡んでいる。

SARCLE

過去には「柳 貴博(北海道コンサドーレ札幌)」や「楠神 順平(南葛SC)」、「髙橋壱晟(ジェフユナイテッド市原・千葉)」も「(20-079) 秋山 祐輔」が担当している。

http://www.jfa.jp/documents/pdf/basic/intermediary/transaction_2018.pdf

 

 

宮川 悟の幅広いコネクション

2015年:0円

2016年:0円

2017年:0円

2018年:0円

2019年:0円

参考:http://www.jfa.jp/football_family/intermediary/

浦和レッズヴァンフォーレ甲府ジェフユナイテッド市原・千葉に続いて4ケース目。

過去にブラジル人を獲得していた山形もクラブ側仲介以外のルートで獲得したのだろうか?

インスタ等で調べてみると元ヴィッセル神戸スカウトで「SARCLE」でエージェントとして活動している「(20-152)宮川 悟」が外人獲得に絡んでいることが判明している。

・ジャイロ・ロドリゲス(Jairo Rodrigues)
・ブルーノ・ロペス(Bruno Lopes)

いずれの2人の移籍もパートナーである「Fusion Group Agency」所属エージェント「Ricardo Caichjian Jr」の姿が山形現地に現れている。

これらはクラブ側仲介による加入に該当するのではないだろうか?しかし、資料には2人に関する交渉は含まれていない。どちらにせよ獲得による費用は発生しているはずなので方法はあるはず。スカウト経由なのか?コネによる紹介なのか?真相は闇の中!!

元日本代表も在籍している事務所

COMPANY | 株式会社ジェイプランニング
名称 株式会社ジェイプランニング 所在地 〒107-0061 東京都港区北青山2-7-26 Landwork青山ビル2階 連絡先 Tel 03-6863-6957 / Fax

元日本代表「塩谷司」といった名選手をマネジメントしている事務所「ジェイプランニング」。
セレッソ大阪湘南ベルマーレ等との交流が深く、クライアント数は少ないものの移籍市場において外すことの出来ない存在である。

所属している選手を紹介すると

・早坂 良太(元北海道コンサドーレ札幌)
・大岩 一貴(湘南ベルマーレ)
・大井 健太郎(ジュビロ磐田)
・高橋義希(サガン鳥栖)

参考:http://www.jfa.jp/documents/pdf/basic/intermediary/transaction_2019.pdf

最近の移籍で有名なのはサンフレッチェ広島ヴァンフォーレ甲府から「今津 佑太」を獲得しているが彼もまた事務所のクライアントである。また広島ユース出身で愛媛FCでプレイしている「長沼 洋一」もクラブへ復帰させていることから広島とジェイプランニングの関係が非常に良好で濃いものであると思われる。

強化体制について

注目は強化部に国士舘大学出身で海外リーグでプレイし、引退後はサッカー留学(某事務所スタッフ:アジア担当)、サッカーエージェントとして活動していた「渋澤 大介」が就任。

AZrena:渋澤大介・モンテディオ山形強化部が目指す「J2からアジア」への道 | 毎日新聞
<写真提供:モンテディオ山形>「今はJ2で見ても、経済規模は真ん中より少し上くらい。J1に上がっても定着は難しいですが、クラブとして中長期的な視点で戦略的な取組みが出来れば必ず上を目指せます。僕がここにいる間は、J1昇格~定着ではなく、アジアの頂点を目指してやっていくつもりです」

JFAエージェントとして17年度(2017年3月24日~2018年3月23日)に数人選手を担当している。

・堀田 秀平(現在フリー)
・山田 樹(引退)
・伊藤 剛(ヴェロスクロノス都農)
・秋山 拓也(AC長野パルセイロ/現在は”鈴木 規郎”が担当?)

参考:http://www.jfa.jp/documents/pdf/basic/intermediary/transaction_2017.pdf

エージェント時代に培ったコネクションをクラブにどのように還元出来るか?

クラブ強化部長「高山明泰」と連携しながら目標であるJ1昇格を目指す。。

21年シーズンを乗り越えて

モンテディオ山形 売上/利益/業績推移の決算グラフで経営分析 2023
数字のみの財務諸表をグラフに変換。売上、利益、総資産、内部留保を同じ縮尺で並べて、かんたんに決算を確認できます。山形県に本拠地を置くJリーグクラブ、モンテディオ山形、業績の推移や財務を紹介。

退団が噂されていたブラジル人「ヴィニシウス・アラウージョ(Vinícius Araújo)」のチーム残留が決まり、SC相模原J2昇格立役者の一人「ビクトル(Víctor Ibáñez)担当:(20-044)良藤 辰夫」獲得に成功。

「攻守にアグレッシブ」なサッカーを掲げる石丸監督、勝負の2021年シーズンが始まろうとしている。

~~終わり~~



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