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クラブとエージェントとの関係性(ジェフユナイテッド市原・千葉/2021冬編)

初のJ2降格から今年で11年目に突入する。監督を変えたり、選手を総入れ替えするシーズンもあったがJ1復帰の光が見えてこない。

そういう状況の中、常に選手の為にクラブと交渉しているエージェント(代理人)を何を思い、どのような思惑があるのか?

ということで今回は”オリジナル10″の一つ「ジェフユナイテッド市原・千葉」全選手エージェントとクラブについて調べてみた。過去に海外エージェントが現地に訪れているので、それも含めて紹介していくぅぅ。

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JSP ✖ 海外から千葉に来るエージェント ✖ AGN

監督:ユン ジョンファン⇒田邊 伸明?(JPN) ※JEB

GK:新井 章太⇒遠藤 貴(JPN) ※ユニバーサルスポーツジャパン
GK:鈴木 椋大⇒宮本 行宏(JPN) ※フットステージ
GK:佐藤 優也⇒田邊 伸明(JPN) ※JEB
GK:⇒なし?
GK:松原 颯汰⇒なし?

DF:岡野 洵⇒本田 弘幸(JPN) ※Heroe “選手契約に関する交渉”計2回
DF:新井 一耀⇒田邊 伸明(JPN) ※JEB
DF:鳥海 晃司⇒植木 竜介(JPN) ※MYYK
DF:増嶋 竜也西真田 佳典(JPN) ※JSP “選手契約に関する交渉”計2回
DF:張敏圭⇒?
DF:安田 理大⇒西真田 佳典?(JPN) ※JSP
DF:下平 匠西真田 佳典(JPN) ※JSP
DF:米倉 恒貴⇒中澤 聡太(JPN) ※JSP
DF:Jason Geria⇒John Grimaud?(AUS) クラブ側仲介なし
DF:田坂 祐介⇒本田 弘幸(JPN) ※Heroe
DF:本村 武揚⇒なし?

MF:本田 功輝⇒なし?
MF:小川 麟⇒なし?
MF:田口 泰士⇒宮本 行宏(JPN) ※フットステージ
MF:熊谷 アンドリュー⇒植木 竜介(JPN) ※MYYK
MF:小島 秀仁⇒植木 竜介(JPN) ※MYYK
MF:見木 友哉⇒段家 卓也 or 藤田 邦広 ※UDN
MF:高橋 壱晟⇒秋山 祐輔?(JPN) ※SARCLE
MF:矢田 旭⇒稲川 朝弘(JPN) ※スポーツ・ソリューション
MF:為田 大貴高木 泰裕(JPN) ※JSP
MF:堀米 勇輝高木 泰裕(JPN) ※JSP
MF:工藤 浩平⇒なし?

FW:ブワニカ 啓太⇒なし?
FW:Alan Pinheiro⇒? ※Ota Sport /稲川 朝弘 クラブ側仲介なし
FW:船山 貴之⇒稲川 朝弘(JPN) ※スポーツ・ソリューション
FW:KléberMatheus Assaf(BRA)? ※AGN Football?
FW:川又 堅碁⇒? ※ARS説あり
FW:山下 敬大⇒野村 豊幸(JPN) ※エースポーツクリエイション
FW:佐藤 寿人⇒なし?
FW:櫻川 ソロモン⇒なし?

参考:https://www.jfa.jp/documents/pdf/basic/intermediary/transaction_2019.pdf

クライアント5名と影響力の高さが伺える。
クラブ側仲介による加入ではない。
鹿島等にコネクションをブラジル系。

 

クライアントが抜けても、どこから連れてくる

PARTNER:J2 | FOOTBALL PLAYER'S AGENT
株式会社ジャパン・スポーツ・プロモーションは、スポーツを愛する一人一人のサポートをはじめ、スポーツ界全体の発展に貢献する企業を目指しております。サッカー選手エージェント、サッカー・フットサル大会の企画運営、サッカー・フットサル遠征・合宿手配、を主な業務としております。

もはや語る必要がないくらい紹介数が多い大手事務所「ジャパン・スポーツ・プロモーション(JSP)」。

関東クラブで上位のクライアント数が在籍していたが既に退団、引退で抜けている状況の中、また別クラブから新たな選手を連れてきている。

2021年、JSPからは

・福満 隆貴(高木 泰裕が担当 ※元アビスパ福岡)
・大槻 周平(熊崎 厚夫が担当 ※元モンテディオ山形)

高木氏に関しては自身がマネジメントしている「為田 大貴」、「堀米 勇輝」の抜けた穴を福満でカバーした形だ。

現時点では事務所HPが更新されていないので新規クライアントについて情報が皆無だが、JSPスタッフの誰かが「ブワニカ 啓太」、「相澤 ピーター コアミ」等といった若手に既に手を伸ばしている可能性がある。

それが分かるのは毎年5月末頃にJFAのHPから公開される「仲介人取引一覧」かもしれない。

 

他国から訪れる海外エージェントの姿

2015年:0円

2016年:0円

2017年:0円

2018年:0円

2019年:0円

参考:http://www.jfa.jp/football_family/intermediary/

過去に取り上げた浦和レッズヴァンフォーレ甲府に続いて3ケース目。

少なくとも5年間クラブ側がJFAエージェントにお願いして相手側と交渉してもらっていないこと。
スカウト経由なのかコネなのかは一切不明。なのでここでは近年ジェフ事務所に訪れている海外エージェントを何人か御紹介。

ゲリア(Geria)」等を担当している「(20-205)Micallef-Grimaud John」はJFAエージェントとコネクションを持っているので何かしらの手段で加入まで漕ぎ着けたのだろう。名古屋グランパス「ランゲラック」や元サンフレッチェ広島「ペリシャ」も彼のクライアントである。

インスタ等で他国からやってきたエージェントの写真が何点か確認されている。

2017年秋、東京にミーティングがあるということで来日しているスイスに拠点をかまえるエージェント会社「World | Sports | Management」。

ここは、いくつかのJクラブとも提携を結んでいたらしく、その一つがジェフだったらしい。結局スイスから選手が加入することはなく、それ以降の繋がりは不明。

もう一つ取り上げると2020年5月コロナが流行り始めた頃、「JGS Management」創立者のルクセンブルク人「Jorge Garcia」が悪天候の千葉に姿を現している。

スタッフの一人で南米でプレイしていた「(20-294)小林 徹」が日本支部で活動しており千葉下部組織出身で現在クロアチアでプレイしている「浦田樹」とのマネジメント契約締結に携わっている。

紹介した事務所は資料上クラブ側仲介に関与していないが近い将来、違った形で表舞台に出てくるのだろうか?

JFAエージェントに頼っていない?

AGN Football
AGN Football EQUIPE

主にクオリティ高いブラジル人をマネジメントしている事務所。クライアントには鹿島アントラーズ「フアン アラーノ(Juan Alano)」や元松本山雅FC「アウグスト(AUGUSTO CÉSAR)」等が在籍していることから各Jクラブにも交流があるようだ。

エージェントはアルゼンチンの家族でブラジル生まれの「Matheus Assaf」。元プロサッカー選手で引退後、「インテルナシオナル(Sport Club Internacional)」等でスタッフとしてセカンドキャリアを積み、2013年に「AGN Football」を創立し現在に至る。

その後、「クレベル(Kléber)」も仲介したと事務所インスタでコメントされているが動画のみの投稿なので詳細は不明。横浜FCに移籍したことに関しても何も反応は無かったので、もしかするとエージェントを変更しているかもしれない。

 

強化体制について

Yahoo!ニュース
Yahoo!ニュースは、新聞・通信社が配信するニュースのほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事など多種多様なニュースを掲載しています。

2020年12月、4年間ジェネラルマネージャー(GM)として努めていた「高橋悠太」が退任し、後任としてテクニカルディレクター(TD)だった「鈴木健仁」が就任したと発表された。

鈴木氏は2004年から10年間をアルビレックス新潟の強化育成部スカウト担当、2015年から2019年までアビスパ福岡チーム統括部長を経て、千葉TDに至っている。

まだ自分のカラーを全面に出していないようだが「増嶋 竜也」等といったベテランが引退したので、それを含めたマネジメント力が試される。

2021年シーズンを乗り越える為に

ジェフユナイテッド市原・千葉 売上/利益/業績推移の決算グラフで経営分析 2023
数字のみの財務諸表をグラフに変換。売上、利益、総資産、内部留保を同じ縮尺で並べて、かんたんに決算を確認できます。千葉県千葉市に本拠地を置くJリーグクラブ、ジェフユナイテッド市原・千葉、業績の推移や財務を紹介。

補強ポイントだったDFを浦和レッズから「鈴木 大輔(本田 弘幸)獲得するなど、ある程度準備は整ったがコロナの影響でブラジル人「マテウス・サウダーニャ(Matheus Saldanha)」の来日日時が目処が立たない状況である。

一説によると合流したとしても試合に満足に出られるのは早くても4月中旬ともいわれている。それでも目標であるJ1昇格に向けて精進しなければならない。

正念場である。

~~終わり~~

 

 

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