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(特集)エージェント、先輩から後輩へのクライアント選手の引き継ぎ

新しい後輩が来ると先輩のやることと言えば

・仕事を教える。
・会社のルールを伝える。

そして何人かのクライアント選手を担当として任せることだよね。

ということで
今回は先輩エージェント(代理人)が受け持っているクライアント選手を後輩に引き継いてもらうケースを4つ程紹介する~~。

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「(20-064)稲川朝弘」から「(20-175)石川 大徳」へ

石川 大徳は現役時代、ウインガーとして2013年サンフレッチェ広島J1初優勝に貢献した選手である。しかし度重なる怪我に悩まされて試合出場を減らしていき、2016年ザスパクサツ群馬への加入するも同年に引退を決意。石川と契約していた稲川朝弘の元、セカンドキャリアとして代理人業を選ぶこととなる。

そして1年の時を経て、ついに仲介人(エージェント)リストに登録。以降、クライアント選手を稲川朝弘から譲り受けエージェントとしての第一歩を踏み出すのだった。

・深堀 隼平 ※名古屋グランパス/
・大野 哲煥 ※栃木SC/サンフレッチェ広島ユース出身 
・加藤 潤也 ※ザスパクサツ群馬/広島県出身
・大谷 尚輝 ※FC町田ゼルビア/元サンフレッチェ広島ユース出身
・石原 広教 ※湘南ベルマーレ
・川崎 裕大 ※カターレ富山/元サンフレッチェ広島
・渡邉 新太 ※アルビレックス新潟
・Ahn Joon-soo(アン ジョンス) ※セレッソ大阪
・川村 拓夢 ※愛媛FC/元サンフレッチェ広島ユース
・野村 直輝 ※大分トリニータ

参考:http://www.jfa.jp/documents/pdf/basic/intermediary/transaction_2019.pdf

ざあっと眺めてみると元サンフレッチェ広島出身を受け持っていることが分かる。

株式会社スポーツ ソリューション|Sports Solution Inc.|Sports Solution INT'L Inc.
プロサッカー選手の代理人業務をメインとした株式会社スポーツ ソリューションのウェブサイトです。Jリーグ他数多くの選手が所属し活躍をしています。

石川が現役時代に可愛がっていた後輩だったりするかもしれない。
こういうの、いいよね?

「(20-006)馬淵 雄紀」から「(20-189)武井択也」へ

全日本大学、ユニバーシアード代表選出という実績を胸に流通経済大学4年生時、複数のJリーグに練習参加し、2008年にガンバ大阪へ入団した武井拓也。

高い運動量とあらゆるポジションをこなせるのを武器に14年にベガルタ仙台、16年に松本山雅FCへ渡り歩く。

「REIBOLA」によると武井は17年の夏頃に既にエージェント(馬淵 雄紀)に引退すると伝えていたという。

武井択也×DF鎌田次郎(柏レイソル)<前編> | REIBOLA | 新しいサッカーメディア
現役サッカー選手と元サッカー選手によるREIBOLAスペシャル対談<前編>。 第5回目のゲストは柏レイソルの鎌田次郎選手と、17年限りで引退した武井択也さんの同級生コンビ。 同じ寮に住んでいた流通経済大学サッカー部時代の話から、『ベテラン』と呼ばれる年齢に達したからこその苦労話まで、気心の知れたかつての仲間が思いをぶつ...

そして翌年4月頃、ついにJFA仲介人として再び日本サッカーに復帰する。

では武井はどの選手をたんとうしているのか?
公式HPと見比べながら確認しよう。
http://i-magent.co.jp/works/

・岡 佳樹 ※アスルクラロ沼津/2018年度から担当
・翁長 聖 ※大宮アルディージャ/2018年度から担当
・岡﨑 建哉 ※モンテディオ山形
・高橋 祥平 ※東京ヴェルディ
・岡 佳樹 ※AC長野パルセイロ
・ロメロ フランク ※アルビレックス新潟
・林堂 眞 ※カターレ富山

等等

参考:http://www.jfa.jp/documents/pdf/basic/intermediary/transaction_2019.pdf

お気づきだろうか?そう!クライアント選手みな武井が担当になっている。

馬淵氏自身も名古屋グランパスの「太田 宏介」での仲介を一回行っているのみで、他は新人に近い武井が交渉している。もしかすると近いうちに馬淵氏自身はエージェント業を引退するかもしれない。

「(20-078)大野 祐介」から「(20-233)鈴木 秀和」へ

鈴木秀和氏については正確な情報がないが恐らく↓HPと同一人物と思われる。

ニュース|ジェフユナイテッド市原・千葉 公式ウェブサイト
ジェフユナイテッド市原・千葉のオフィシャルサイトです。サッカーを通して、地域社会に根付いた幅広い活動を展開しています。

古河千葉サッカー部出身で鈴木氏は当時JFLに登録していた「ジェフユナイテッド市原・千葉 ※のちのジェフリザーブズ。2011年に活動停止」でプレイしていた。

その後の経歴は不明。分かっていることは大野裕介氏の事務所「アスリートプラス」のスタッフとなっていることだけ。

鈴木氏が大野氏から譲り受けたクライアント選手はこちら。
https://athleteplus.jp/athletes

・三門 雄大 ※大宮アルディージャ
・福岡 慎平 ※京都サンガFC
・佐々木 渉 ※カマタマーレ讃岐
・垣田 裕暉 ※徳島ヴォルティス

参考:http://www.jfa.jp/documents/pdf/basic/intermediary/transaction_2019.pdf

 

JSPメンバーから「(20-249)中澤 聡太」へ

最後は「ガンバ大阪:以下G大阪」等でプレイしていた中澤 聡太。

主に2007年、西野郎監督が率いていた「G大阪」にてレギュラーとしてACL、天皇杯のタイトル獲得して活躍。2016年にセレッソ大阪にて現役引退し翌年G大阪のスカウトとしてスタッフに就任する。しかし2018年に退社し「ジャパン・スポーツ・プロモーション」のエージェントとして入社すると思われる。もしかすると「西真田 佳典」氏の打診があったのかもしれない。

では中澤はどの選手を担当しているか?

・米倉 恒貴 ※ジェフ千葉/坂井 充隆(2018年まで担当)
・藤川 虎太朗 ※ジュビロ磐田/新規クライアント
・上夷 克典 ※京都サンガFC/新規クライアント
・山口 竜弥 ※G大阪/新規クライアント
・松田 陸 ※G大阪/西真田 佳典(2018年まで担当)
・福田 湧矢 ※G大阪/小田原 匡(2018年まで担当)
・猿田 遥己 ※G大阪/新規クライアント
・茂木 秀 ※C大阪/新規クライアント(昨年まで別事務所:田邊 伸明氏が担当)
・林 瑞輝 ※レノファ山口/新規クライアント(2018年まで梶野 智氏が担当)
・髙橋 大悟 ※ギラヴァンツ北九州/新規クライアント
・玉田 圭司 ※V・ファーレン長崎/西真田 佳典(2018年まで担当)

参考:2019http://www.jfa.jp/documents/pdf/basic/intermediary/transaction_2019.pdf

参考:2018http://www.jfa.jp/documents/pdf/basic/intermediary/transaction_2018.pdf

各クラブの期待株である藤川、山口を新規として担当したり先輩たちから譲り受けたりと様々な動きがあるのが確認できる。今後もエージェント中澤に注目だ。

~~終わり~~

 

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