ここ最近になって柏レイソルに在籍しているオルンガにトルコ「Beşiktaş」移籍話が浮上した。
そもそも何故このタイミングで出てくるか疑問に思ったが
もしかするとエージェント(代理人)である”彼ら”の存在が大きいのか?
てなわけで
今回はJリーグで大爆発中の「マイケル・オルンガ(Michael Olunga)」のエージェントと移籍動向を探っていく~~。
Alvaro Dominguez(アルバロ ドミンゲス)の存在
中国「貴州恒豊」からスペイン「Girona FC」レンタル移籍していた「Olunga」は柏レイソルが移籍金”約3億円”によりチームに加入。契約期間は3年。月額サラリーは約1600万円+ボーナス550万円でサイン。
当時Jリーグ初のケニア人として注目を集めた。ポイントはJFAエージェントを経由していないということ(ただ単に明記していないだけかもしれないが)。今年発行された「仲介取引一覧2019」には彼の名前は載っていなかった。毎年何人か同じように除外?しているのかは不明だが少なくともクラブ側がエージェントに対して手数料を支払っていない、もしくは利用していないと考えられる。
本題に移ろう。Olungaが所属している事務所はドイツのハンブルクに拠点を置く
「EMG Mundial Sports Media」という世界的大手である。代理人は元スペイン代表だった「Álvaro Domínguez」が担当している。
報告するタイミングがズレたが
やっと判明したのでお伝えしますこの夏に柏に移籍してきたオルンガ
彼の所属事務所は「EMG Mundial Sports」だが注目は
仲介した人物が元アトレティコ・マドリーの「Alvaro Dominguez」である経緯は一切分からない#jleague #reysol #柏レイソル pic.twitter.com/vATBiZtJaB
— jun jun@im not agent (@junjunjun351) October 20, 2018
EMGは「Michael Decker」と「Ersin Akan」によって設立され、両者フットボールディレクターとして活動している。
Deckerは20年以上にわたりハンブルクの法律事務所「Zimmermann&Decker」の弁護士である。法律事務所には選手のためのEMG Mundialネットワークに加えて使用される大規模な国内および国際的なネットワークを持っているという。また彼は選手の他の関連領域での活動について的確にアドバイスできるほどの専門知識も兼ね備えている。
Ersinは主に自社の選手のマネジメントを行なう。国際移籍にも彼が担当するので英語、ドイツ語、スペイン語等も堪能に話せる。現役時代の「Álvaro Domínguez」は彼が担当しており事務所入りを誰よりも喜んでいた。
どのような経緯でÁlvaroがOlungaを受け持つようになったのかは不明だが写真を見る限り
恩返しのように感じる。
因みに所属している選手はご覧のとおり。
・Lukas Klostermann
・Marc Cucurella
・Fernando Pacheco
・Max Kruse等等
参考:https://www.transfermarkt.com/emg-mundial-sports-media-gmbh/beraterfirma/berater/2793
Ersin Akanの野望?
何故この次期にOlungaトルコ行きが浮上しているのか?もしかすると事務所の誰かが売り込みを行っているのか?
疑いがあるのは先ほど紹介した「Ersin Akan」である。彼はクライアントでトルコ代表
「Kenan Karaman」等に興味を持っている「Galatasaray」本拠地に訪れていることをインスタで確認され記事になっている。
詳細によるとトルコリーグは来シーズンから外国籍選手登録が厳しくなることから地元選手にターゲット絞ったことに背景にある。
また所属先である「Fortuna Düsseldorf」との契約が1年残っているが「クラスター?が差し引かれると、200万ユーロでリリースされる」という条項があるという。
となるとOlungaも同様にErsin氏の売り込みで「Beşiktaş」行きが浮上だろうか?
「Beşiktaş」のストライカー事情に触れるとトルコ代表「Burak Yılmaz」以外のパフォーマンスがよくなく補強として前線に焦点を当てていた。その中で柏で絶好調のOlungaに興味を示したかもしれない。
時期に答えが出るだろう。
~~終わり~~