2020年6月3日
日本サッカー協会(JFA)から新たな女子プロリーグ「WEリーグ」創設が発表された。
開催時期は21年秋頃でHOME&AWAY方式で優勝を決める。
参戦するチームは6チームから10チームで暫くは新規参入クラブを受け入れる前提で降格なし。
まるでリーグ形式以外1993年のJリーグ開幕に似てる気がするのは私だけだろうか~~?
前置きはそれくらいにして
この報道を聞いて「サッカーエージェントは既に動き出しているのだろうか?」という疑問が浮かび上がった。
既にアマチュアリーグ「なでしこ」にエージェントと契約している選手は何人か存在しているし
来年に向けてプロになるような契約を勧めている可能性もある。
コロナ影響下でなかなか選手と直接コンタクトを取るのは難しい状況で
遅くとも開幕半年前くらいまでにある程度、新規選手と契約していかないと他エージェントに遅れを取られるかもしれない。
発表される前に契約している女性プレイヤーを取り上げると
・猶本光⇒「ATHELETE PLUS(アスリートプラス)」
・田中陽子⇒「佃ロベルト」
・杉田亜未⇒「㈱エムズパーソン」
・横山久美⇒「JEB」
・荒川恵理子⇒「JSP(マネジメント契約)」
・後藤美和⇒「㈱アレナトーレ」
・安藤梢⇒「㈱マザーランド(マネジメント契約)」
・籾木結花⇒「(?)」 ※興味あるかたは探してみよう。
・長谷川 唯⇒「UDN SPORTS」
等等
Jリーグを席巻してきたエージェントを目に付く。
今後も海外移籍も含めて女性クライアント選手を増やしていく流れとなると予想している。
では
「なでしこ」でプレイしている外国人は誰が仲介したのかはハッキリしているのか?
実はもう分かっていますよ~~~
元川崎フロンターレのスタッフで現在はカナダ留学事業を展開している「(19-150) 高尾 真人」である。彼は2017年から北米選手をリーグへ連れてきている。
~2017年~
・Jaclyn Sawicki(カナダ人)⇒ちふれASエルフェン埼玉
・Ninoshka Rabatt-Smith(アメリカ人)⇒ちふれASエルフェン埼玉
※クラブ側仲介 支払い金額:149,999円(税別)~2019年~
・Mykaylin Rosenquist(アメリカ人)⇒吉備国際大学Charme岡山高梁
・Abbie Faingold(アメリカ人)⇒吉備国際大学Charme岡山高梁
※クラブ側仲介? クライアント元:アメリカ系「Upper V Athlete Management」
そこそこの実績があるにも関わらず
1年契約なのか4人みんな翌年他国へ移籍をしている。
17年の報酬が約15万円とかなり安めで
カナダへの旅費等を考慮するとビジネスとして少し物足りなさがある。
だから
他エージェントが同じようなことを行わないのかもしれない。
高尾氏が現段階では「JFA仲介人リスト」から名前が消えている事から一時的に離脱している。
毎年何人かが同じように抜けているのだが、みな理由が不透明なので何とも言えない。
男性のJリーグを例にすると助っ人の国籍の殆どがブラジル、次いでスペイン、韓国と続く状況で
これらは通訳に依存している状況にあるように思える。
いくらクオリティ高くメディア受けある選手でも
トップレベル代表である以外なかなかフロントが首を縦に振るかどうか?
某代理人が似たようなことで呟いていたこともあり
そういった通訳事情も「WEリーグ」も例外では無いはず。
逆に言えば
新規通訳者を探す準備をしているチームがあるとすれば
サッカー業界に関わっていきたい方は今のうちに外国語習得は勿論、通訳する上での選手との
コミュニケーション等について調べたりOBの方に話を聞きにいくのも手かもしれない。
予想するに参戦する助っ人の国籍は先程取り上げたブラジル、スペイン、韓国と北米方面。
既にJリーグで外国人を仲介しているエージェントはかなり有利である。例えば田中陽子と契約している佃ロベルトの場合、彼女を「Solo Cracks」という事務所に協力してもらってスペインクラブへ仲介してもらっている。仮に日本にスペイン人を連れてくると考えれば、この事務所からも考えなくはない。
海外ヨーロッパ等は女子サッカー事情はどうなのか?
ツイッターで「クライアント契約情報」で呟いている中で
年々女子プレイヤーが事務所入りケースが増えている状況に感じる。
有名どころでは、わざわざ「○○ Woman」と新しく開設する動きもあるくらいだ。
海外も女子プロリーグが来年秋に開催されることは既にキャッチしているはずなので
「LinkedIn」等でコンタクトを取ってみても面白いかも。
今回は資料等を配布せず
とにかく箇条書きで必要なことを書き込んでみた。
全然ボリュームがないと思いつつ書き続けた自分が虚しい。
まだ参戦するチームが分からないので情報が分かり次第また「WEリーグ」について記事にしていくつもり。
その時は
リンク先を貼ったりと、もうちょっとマシになってるだろうww。
~終わり~