1年前
中東からやって来たレバノン代表「Joan Oumari」
ドイツで長くプレイしたあとの日本への選択。
そんな彼と関わった代理人をざあっとご紹介~~
レゲエみたいな方と来日
ドイツ「Reinickendorfer Füchse」というクラブでキャリアをスタートし
国内で移籍を繰り返しながらプレイ。
その後トルコ「Sivasspor」、UAE「Al-Nasr」を経て~~~
2018年7月にJ1サガン鳥栖へ期限付き移籍という形で加入する。
JFA仲介人が関与しているかは不明だが
「Wyscout Forum」に参加していた時期と被るので
その方面でコンタクトし実現した可能性がある。
神戸に移籍すると噂の元鳥栖「Joan Oumari」
事務所はドイツ系「Suga Agency GmbH Sports」
代理人はCEO「KAYED(左)」この事務所は世界でも珍しくレゲエ感が半端ねえ
てか何故神戸がオファーしたのか謎#jleague #vissel #ヴィッセル神戸 #sagantosu #サガン鳥栖 pic.twitter.com/hdIB2J10pC— jun jun@im not agent (@junjunjun351) July 22, 2019
この仲介で関わったのがドイツ系「Suga Agency GmbH Sports」と
菅さんがCEOじゃないと勘違いしそうな事務所名だが関係ないようだ。
↑のHPを見れば本当にスポーツ選手をマネジメントしているのか
疑ってしまうくらいのレゲエ感で包まれている。
またCEO「KAYED」は鳥栖の練習場に直接訪れており
フェルナンド・トーレスとちゃっかり写真を写してもらったりと積極的だった。
J1シーズン途中からの加入で日本の暑さにコンディション調整が難しかったのか数試合はベンチで温める時期があったが第24節のガンバ大阪戦でフル出場し3-0を完封。以降はCBとしてなくてはならない存在となっていた。
完全移籍を望んだサポーターもいただろうが
結局、違約金等がネックとなりクラブ元「Al-Nasr」へ帰ってしまうのだった。
三木谷社長と親しい代理人
19年へ移り変わり彼の存在も薄くなりつつあった
夏に突如「ヴィッセル神戸」への移籍の噂が浮かび上がった。
その話をツイッターで見た時
何で鳥栖じゃないのかな?と疑問に感じてしまったが数日後
オフィシャルから神戸の完全移籍が発表された。
神戸に移籍する「Joan Oumari」
鳥栖入団時と異なるのは三木谷社長と非常に親しい
「JPF Sports Agency」所属「Pierre Fernandes」が関わっていたこと契約時
Joanの代理人「Suga Agency GmbH」CEO「KAYED」も帯同
いかに重要なのかを物語っている#jleague #vissel #ヴィッセル神戸 pic.twitter.com/eBXPChydie— jun jun@im not agent (@junjunjun351) July 24, 2019
今回はドバイ等に事務所がある「JPF Sports Agency」の「Pierre Fernandes」が関わっている事が判明している。彼は何者なのか?
元々事務所は元プロ選手「Jaime Bragança」が創立し
他の代理人とともに活動している人物である。
2019年以前は韓国等で選手をパートナーとともに仲介活動しており
日本と関わるようになったのはチャンピオンズリーグ「バルセロナvマンチェスターU」戦カンプノウで出会ったのがきっかけらしい。いったい誰の紹介なのかは一般の我々には分からない。
因みに4月に神戸へ加入したブラジル人「Dankler」も
この事務所が関わっている。
シーズン途中に就任した「Thorsten Fink」もPierre、Jaimeが契約テーブルに帯同している。Finkと直接契約しているわけでなくクラブ側としての仲介で行われると思われる。
話をOumariに戻そう。
そんな頼もしい方々に支えられて神戸の選手としてプレイ。
監督交代等が重なり鳥栖時代とは違いベンチ外になる事が多いなか
リーグ戦4試合、天皇杯では2試合出場で優勝を経験し2019年シーズンを終えるのだった。
今度はイタリア人が仲介
そして2020年シーズン。
突如「FC東京」への移籍が発表される。
契約年数は2年、推定年棒は約5000千万円。
東京の監督「長谷川健太」のオファーだったのかはさておき
いったい誰が連れてきたのか?
日本を始め、ヨーロッパ、中東、中国等に市場をおく
イタリア系「Key Scout Football」の「Fabio Firmani」。
彼はイタリア代表「EL SHAARAWY」の中国「上海緑地申花」への移籍や
元ブラジル代表「Nirmar」の「Al-Nasr」への移籍を仲介した実績を持つ
元プロ選手の代理人ある。
日本では2015年に「FC東京」に加入した
元チュニジア代表「Lassad Nouioui」や2019年「アビスパ福岡」監督に就任したイタリア人「Fabio Pecchia」を仲介したと言われている。
因みにLassedに関してはJFA仲介人取引一覧に明記されているので興味ある方は調べてみてはいかかでしょうか。
「Joan Oumari」の場合、ここまで紹介した鳥栖、神戸の移籍、そして東京の移籍に関わっているようだ。
FC東京に移籍を果たした「Joan Oumari」
仲介したのはどうやら
いくつかのJクラブと取引した事ある
「Key Scout Football」のイタリア人「Fabio Firmani」が仲介したようだhttps://t.co/8SL02urnzMまた15年に加入した「Lassad Nouioui」も彼が担当#fctoukyo #FC東京 pic.twitter.com/9cAHYLkevT
— jun jun@im not agent (@junjunjun351) February 6, 2020
自分で調べた時は鳥栖、神戸移籍時にFabioの名前が一切出てこなかったのに、これに関しては意外だと思ったのを覚えている。
一つ疑問がある。Fabioは日本とのコネクションは何時ごろなのでだろうか?15年のLassad件以降暫くは日本で動きがなかった。イタリアに詳しい日本人は割と多いと思うが該当者は誰なのかハッキリしない。もしかしてザッケローニを日本代表監督に招聘した「原博実」の知り合いなのか?
この件も今年5月末にJFA公式HPからアップされるはずの「2019年度仲介人取引一覧」に載ってるかもしれない。コロナの影響で資料作成が大幅に遅れてるんだろう。
今後も日本でプレイするのか?
サッカー関係者によると既に移籍に関して動きがあるようだ。それがOumariなのかは分からない。
ただOumariのキャリアを振り返ると4年以上在籍した事がない。
またこれまで紹介した代理人が複数絡んでいるとなると彼らに支払う手数料が想像以上に高いと考えられる。日本の代理人が関与していないとなると益々予想が難しい。
過去東京に在籍した外国人で一番長いのは約10年在籍した
レジェンド「Amaral(アマラオ)」。
その次に長い「Sandro(サンドロ)」からJリーグに参入してから4年在籍した外国人は少数で近年では2年くらいで退団するケースが多い。
Oumariがどちらに該当するかは本人次第と回りの人間関係に左右するかもしれない。
~終わり~