ロシアW杯アジア最終予選HOME戦オーストラリア戦で激烈なゴールを決め脚光を浴びた井手口陽介。
誰もが未来の日本代表を担う選手に成長すると誰もが疑わなかったシーンだった。
あれから数年後。彼はスペイン、ドイツへの移籍を繰り返し
なかなかコンディションを上げることが出来ず昨年2019年G大阪へ帰還した。
今回は
井手口のエージェント(仲介人)について記事にしてみたのでご覧下さいまし~~。
「(15-74)新井場徹」から全てが始まった
井手口とどんな出会いだったのかは不明だが仲介人取引一覧15年度で確認すると
少なくとも新井場はC大阪を退団しそのまま引退した2015年あたりからエージェント業を開始した時期から契約したのは分かる。
そこから2018年1月イングランド「Leeds United Football Club」へ完全移籍したもののイギリス労働ビザ基準が満たされなかったということで同時期にスペイン「Cultural y Deportiva Leonesa」へ期限付き移籍した。
FAサッカー協会から仲介人取引一覧「2017年2/1~2018年1/31」
を確認すると新井場が「Leeds」と仲介したとある(因みにイングランドはクラブ側仲介がメイン)。
2017年オランダへ研修に行っていた「藤田俊哉」が同じ時期に「Leeds」のフロントへ転職している。
↑のインタビューによるとリーズが井手口を評価したのは「Box to Box」でのプレイである事。
だがその時期はロシアW杯本選が半年後に迫ってた事もあり
サポーター、ファンからも海外移籍に関して懐疑的だった。
結局、井手口は「Leeds」に籍を置いたままスペインへ飛び立ってしまった。
疑問なのは「そもそも藤田俊哉は誰によってオランダ、イングランドで仕事が出来たのだろうか?」現役時代お世話になった「清岡哲朗」のコネクションだろうか?
また「新井場の海外パートナーが不透明である」事も気になる。
もしかして
あのJFA関係者と親しいと言われるオランダ人の代理人が紐を通しているってことなのか?
ドイツ移籍時はまたアイツが……..
スペインでは環境に馴染めなかったのとコンディション調整等が問題で出場が5試合に留まりレンタルバック。
新シーズンに入り「Leeds」新監督に就任したマルセロ・ビエルサに構想外となりドイツ2部「SpVgg Greuther Fürth」へ買取オプション付きの1年間のレンタル移籍が決まった。
注目がFAの「仲介人取引一覧2018年2/1~2019年1/31」
によると井手口のドイツ移籍には新井場は関与しておらず
逆に「あんた誰?」という人物が担当したのだという。
名前は「Phil Smith」。「he First Artist Company Ltd」のチーフオペレーションオフィサーを務めている人物。https://www.firstartist.com/
元スコットランド監督「Gordon Strachan」、「Neil Lennon」等をマネジメントしている中小レベルの事務所。
問題は「何故井手口はそんな縁もゆかりない所に仲介されているのか?」不思議である。
因みにPhilは同じような案件を数件こなしている記録が上の資料で確認できる。
そして「SpVgg Greuther Fürth」の移籍にサポートしたとされているのが
かつて香川をドイツ「Dortmund」に連れてきたドイツ系「PRO PROFIL GMBH」である。
未だに記録がそのままなので何故かはさておきディレクター「Thomas Kroth 」自身が仲介したかどうかは不明。部下の代理人に指示させたのだろうか?
このシーズンは序盤はフル出場を果たすなどしていたが
度重なる怪我に苦しみ数試合のみのプレイとなった。
G大阪へ帰還 ※新井場との別れ?
ドイツ側は井手口を完全移籍で獲得しようとしていたが違約金がネックとなりオプション行使を見送った。
その後G大阪へ完全移籍し古巣への帰還となった。
井手口はいつの間にか新井場から離れ、「(20-134)段家卓也」率いる
「UDN SPORTS」へ事務所を移すこととなる。
代理人と知り合いになるケースで多いのが知り合いの紹介と聞く。
もしかすると香川あたりから段家氏にお願いがあったのか?
JFAの2019年度仲介人取引一覧がもうそろそろPDF形式でアップされるだろうから
どのような仲介になっているか見ものですな。
ここまで振り返ると
まず新井場の海外コネクションに不明な点があるような気がする。
のちに記事にする予定だが昌子のフランス移籍も誰に紹介してもらったんだい?と感じるくらいのエージェントに仲介をお願いしてるみたいだし….。
次のカタールW杯本選に向けて
井手口の新たな戦いが始まる。
~終わり~