そろそろ欧州リーグが徐々に始まりを見せる間、日本人選手は様々な海外エージェント(代理人)の協力を得てクラブ入団を手にしている。それは日本メディアが報じない裏の情報である。
ということで今回は
2020年9月までに決まった日本人選手移籍の中で特に印象に残ったエージェントを
4人程
御紹介していく~~~~。
武藤嘉紀⇒SD Eibar(ESP) ※Base Soccer Agency
昨シーズンまでイングランド「Newcastle United FC」で不遇なシーズンを過ごした武藤は2020年9月に乾と同じチームメイトとなるスペイン「SD Eibar」への期限付き移籍が発表された。
契約期間は2021年6月末まで。
スペイン「Eibar」へ移籍した武藤嘉紀
今回の仲介には
「Base Soccer Agency」からスペイン方面担当イタリア人「Federico Massai」が行ったようだ#ESP #Eibar #sdeiba #liga pic.twitter.com/USTwKrpg2V
— jun jun@im not agent (@junjunjun351) September 16, 2020
この時に交渉したのが「Base Soccer Agency」スペイン支部担当のイタリア人「Federico Massai」という人物。彼はガンバ大阪の元スペイン代表「Markel Susaeta」や「Fernando Llorente」のイタリア「SCC Napoli」等の加入に貢献したエージェントである。
Federico氏は2005年頃に「Base Soccer Agency」に入社し10年間はバルセロナを拠点にしていた。
現在はマドリッドに移り、他エージェントと連絡を取りながら活動している。
当然スペインサッカー協会の仲介人リストにも登録されているのでご安心を。
鎌田大地⇒Eintracht Frankfurt(GER) ※PRO Profil GmbH
18-19シーズン「Frankfurt」から構想外を受けた鎌田はベルギー「STVV」へ期限付き移籍。
そこから調子を上げ、結果的に24試合12ゴールを残しドイツへ戻った。そして契約延長を勝ち取った。
鎌田大地
ドイツ「Eintracht Frankfurt」と契約延長2023年までのこと
仲介は勿論
「PRO Profil GmbH」#GER #Frankfurt #Eintracht #SGE pic.twitter.com/nzfEpvgqEc— jun jun@im not agent (@junjunjun351) September 16, 2020
元々鎌田はサガン鳥栖時代から「(20-061) 佃 ロベルト」と契約しているが彼のパートナーの一人「Thomas Kroth」に仲介してもらっている。
Kroth氏は香川真司の元エージェントで有名だが現在も少数であるが日本人クライアントを持っている。どんな選手を担当したかは興味あるかたはドイツサッカー協会HPで確認してはいかがでしょうか?。
https://www.dfb.de/fileadmin/_dfbdam/224492-Transaktionsliste_2019-20_Stand_06.07.2020.pdf
堂安律⇒DSC Arminia Bielefeld(GER) ※SEG
ガンバ大阪下部組織で育った堂安は2017年にオランダ「FC Groningen」へ念願の海外移籍を果たし翌年に完全移籍が発表され、このシーズンでは34試合6ゴールを残した。
2019年にオランダ名門「PSV」へ加入し、欧州リーグ「Europa League」にも初めて出場。
2020年ドイツ1部に昇格が決まっていた「Arminia Bielefeld」への期限付き移籍が発表された。
堂安と契約していたオランダ大手「SEG Football」。
写真を観るとのエージェント「Maikel Stevens(左)」と「Peter de Waal(右)」の姿を確認することが出来る。現時点ではドイツ側のエージェントが関わっているかは不明。
整理しておきたい点は堂安はG大阪からFC Groningenまで「JSP」の「(16-041)西澤 明訓」にお願いしていたが、どのタイミングなのか分からないが事務所から完全に離れている模様。
JSPのHPにも彼の名前が掲載されていない。
現在は「株式会社イレブン・マネジメント」CEOを務めている傍ら「SEG」でエージェントとして活動している「杉本 啓」という方も堂安と関係しているが詳細な資料がないので断定は出来ない。海外に住んでいるわけではなく基本日本在住のようだ。
食野亮太郎⇒Rio Ave FC(POR) ※Eduardo Marinho
イングランド「Manchester City」に籍を置きながら昨シーズンはスコットランド「Hearts」へ期限付き移籍していた食野。今度は打って変わってポルトガル「Rio Ave FC」へ期限付きで加入が発表された。
ポルトガル「Rio Ave FC」へ移籍した
「食野亮太郎」今回は「UNIVERSAL SPORTS GROUP」所属
代理人「Eduardo Marinho」が担当したようだそうですよね
「西真田 祥志」さん#POR #football #rioavefc pic.twitter.com/lUxjSfhmvZ— jun jun@im not agent (@junjunjun351) September 9, 2020
注目は多国籍な選手を多くマネジメントしている「UNIVERSAL SPORTS GROUP」のエージェント「Eduardo Marinho」が仲介した点である。現在も食野と契約している「JSP」との関連性は不明だが世界にも様々なコネクションを持つCFGからの紹介なら納得できる。
因みに堂安と違って現在も「JSP」と関係を持っているのであしからず。
~~終わり~~